2024年のCulture Cruiseインタビューを、総集編としてまとめました(全4回)。
ライター長谷川の特に印象に残っている言葉を、少しずつですが引用しています。
間にあるYouTubeの動画もぜひ再生して楽曲を聴いてみてください。
インタビュー本編を読みたい場合は、オレンジ色のリンクをクリックしていただくと各記事に飛ぶことができます。
▼まずはこちらの4組から。
REIJIさん
2024年のCulture Cruiseは、元日からREIJIさんのインタビュー記事でスタートしました。
グループの音楽活動休止後、株式会社AGGREATiVEを立ち上げるまでの経緯を、一緒に設立した代表取締役社長のIPPEIさんとともにお話してくれました。
−−今までの経験が、現在のお仕事に活きていると感じることはありますか?
REIJI:かなりありますね。人とのつながりとか、自分のキャラクター性とか、10年間で培ってきたものが自信になった状態で新しい道に進めるので、人を笑顔にさせたいという気持ちがより高まった状態を活かして。もう使ってます(笑)。こういうインタビューもそうですけど、全部人と人とのつながりだなと思うので、1個のやりたいことに、じゃあやってみようよって言ってもらえる人をたくさん作れたらいいなと思います。僕は自分の個性が嫌いだった頃があって、ステージに立っている自分と、私生活のギャップがすごくあって。戦った日々もあったんですけれども、それを乗り越えたのも自分自身で。自分のキャラクターを見て、がんばれてる、救われてるっていう方々がいてくれて、ファンの方が後押ししてくれる言葉があったから自信も夢も持つこともできたので、本当に感謝しています。
BALLISTIK BOYZ
2024年は3回登場してくれたBALLISTIK BOYZ。こちらはアルバム『Back & Forth』のインタビュー(前編・後編)です。
▼前編
−−このアルバムはタイで過ごした期間を象徴するような作品だと感じます。年月も経過した今、タイでの活動はどんな時間でしたか?
砂田将宏:正直めちゃくちゃ大変で、当時は何が正解か分からない中で、とにかくチャレンジしてトライアンドエラーを繰り返して、という感じでした。時が経って、結果につながってきて、当時作った点と点が線でつながったように感じます。
奥田力也:しんどかった時期もありましたし、想像と違ったこともありましたが、そういう経験をしたからこそ「N.E.X.T.」という曲ができたのだと思います。その期間、いいことばかりで悔しい経験をしてなかったら、今みたいに自分たちで作詞・作曲したいという思いがここまで強くなっていなかったと思っています。未来が曲を作ってくれて、僕も作詞に参加させていただいて、自分たちで曲を制作できたということがタイでの大きな経験の一つだと思うので、内容の濃い期間だったと感じます。
▼後編
−−4月からの『HIGHER EX』ツアーはどんな内容にしたいですか?
海沼流星:前回からつながるものを僕たちは探し求めて、今回はタイトル『HIGHER EX』でも力強く次のステージに行きたいと宣言しています。ファンの方々と一緒に頑張ってきた軌跡があるので、皆さんのためにツアータイトルに見合うものをお届けしたいと思っています。さらに上のレベルに向かって、むしろ今回のツアーの規模じゃ物足りなかったなと思ってもらえるようなツアーにしたいです。「彼らはもっと規模の大きいステージでやるべきグループだ」と言ってもらえるような。
lol-エルオーエル-
初登場のlol-エルオーエル-。アルバム『Life is』の制作について、5人それぞれが、さまざまな角度から音楽を捉えて言葉にしてくれました。
−−デモをたくさん聴くと、逆に自分のパートがレコーディングしづらいということもあるのでしょうか?
佐藤友祐:ありますね。日本語にする時点でだいぶ変わってきちゃうのと、これは男女混成のグループならではなんですけど、キー設定の問題があって。男子と女子のどちらをメインにするかで、その曲の良さが一気に変わるので。自分がやると自分のキーがメインになってくるので、必然的に男子が多めになっちゃったりするんですけど、「You…」は作詞を半分担当してて、女子をメインにしてみました。それもまた難しかったですね。
PSYCHIC FEVER
2024年は初登場にして3回登場してくれたPSYCHIC FEVERですが、3回ともメンバー構成が違います。こちらは剣さん、中西椋雅さん、小波津志さん、WEESAさんへのインタビュー(前編・後編)です。
▼前編
−−各国による音楽性の違いなども感じることはありますか?
小波津志:聴いてる音楽は違うなと思いますね。インドネシアはHIPHOP要素が強かったり。日本だと四季があるような楽曲も多いですし、たくさん聴かれるイメージがあるんですけど、東南アジアは気候が暖かくてそれがないので。あとは、タイに行くとフェスに制服を着た子たちが、けっこうな数で来ていたりとか。
剣:日本だと高校生とかが制服で来るイメージがないじゃないですか?ライブとかはあっても。学校終わりでフェスにそのまま行く、フェスが身近にあるっていう感覚ですかね。
前編『PSYCHIC FILE II』で描く夢への情熱と挑戦
▼後編
−−乗り越える壁が高くなったとも言えると思いますが、現時点で感じている課題などはありますか?
WEESA:いろんな方が注目してくださった中でリリースする楽曲というのは、難しいものでもあります。注目していただいている今だからこそ、PSYCHIC FEVERとしてどう表現するか、僕たちの楽曲にどうのめり込んでもらうかというのは、僕たちの課題だと思っています。1曲伸びただけでこれから全部がヒットするわけではないので、少しでも興味を持ってくださったライトユーザーの皆さんを、どう巻き込んでいけるかというのも、僕たちにとっての課題なのかなと感じています。ちょっと観て、ちょっと気になって、という方が多いと思うので、ここからもしライブに来てくださった方がいればそういう方々だったり、楽曲を聴いてくださる皆さんに、僕たちの魅力を伝えていけたらと思います。
後編「音楽は、歌だけでなくダンスでも伝えられる」海外進出で変わった価値観
続きはPart.2へ
以上、2024年のインタビュー総集編 Part.1をお届けしました。
Part.2もお楽しみに。
インタビュー・編集 / 長谷川チエ
▼Part.1はこちら
▼2023年のインタビュー総集編(前編)はこちら