GENERATIONSをカバーしたMatt Cab&名曲Love, Need and Want You特集

Matt Cab(マット・キャブ)という男性シンガーをご存知でしょうか?サンフランシスコ出身の日本在住で、優しい歌声が魅力の正統派R&Bシンガーです。

曲はすべて英語ですが、ターゲットは日本市場。J-POPのカバーも数多く出しているので、男性版シェネルやクリス・ハート、正統派R&Bでは、JAY’EDやスティービー・ホアン的立ち位置といったところ。

Crystal Kay feat. 安室奈美恵の「REVOLUTION」など、楽曲提供も行うシンガーソングライターです。

本日はそんなMatt Cab特集と、彼がカバーした名曲「Love, Need and Want You」を振り返ります。

♪Love You More

GENERATIONSのLove You Moreをカバーしています。GENERATIONSの中では私、どういうわけかダントツにこの曲が好きなんですよね。

君の笑顔のため捧げるよall my daysとか言われたらね。嘘つけ〜とか思いながらも期待。

Love You More
カテゴリ: R&B/ソウル
¥250(iTunes)

♪Matt Cab – Love Story

さわやかなMattの代表曲です。にもかかわらず、制作費をかけてもらえないのがちょっと残念。

私なんかは、普段ねちっこいブラック系を聴き慣れているのでもう少ししゃくりがほしいとか、若干物足りなさがあるものの(それでも特集を組む、笑)何も考えずにキャッチーなR&Bが聴きたい時もあるんですよね。Matt Cabさんはそんな時の強い味方です。

R&Bでここまでクリーンな歌詞と曲の世界を作り上げてくれるアーティストは貴重です。

例えばアメリカでは、未成年に悪影響を及ぼす恐れのある音楽には、Parental Advisory(ペアレンタルアドバイザリー)がレコード協会から認定されますよね。

ピンと来ない方も、このマークを見たらわかると思います。R-18的な感覚です。

アメリカで売れてるアーティストって、HIPHOPやR&Bなどのジャンルでは、この認定を受けている率が高めですよね。

暴力的であったり過激な描写があって認定されるわけですが、このマークをつけることがかっこいいみたいな。

私は、こういう路線を取り込まずに、クリーンな歌1本で勝負するR&Bシンガーって、それだけでもうすごい価値があると思ってるんです。Sexy路線(?)で行く方が簡単だし成立しやすいので。

HIPHOPなんてもっとそうですけど、なかなかいないですよね。文化的に仕方ないんですが。そういう意味では、もっと評価されても良いんじゃないかな?と思うアーティストの1人なんです。

Love Story
カテゴリ: R&B/ソウル
¥200(iTunes)

♪Touch The Sky feat. VERBAL (m-flo)

VERBALさんをフィーチャーした楽曲。Mattのさわやかさに加え、VERBALさんの声が良いスパイスになっていますよね。

PKCZ®も大好きなんですが、こちらはm-floとしてのVERBALさんらしさが出ていてまた違った魅力があります。航空会社の広告みたいなデザイン性のあるリリックビデオです。

Touch the Sky (feat. VERBAL (m-flo))
カテゴリ: R&B/ソウル
¥200(iTunes)

♪Matt Cab – Love, Need and Want You

そして本日のメインソングがこちら!パティ・ラベルという80年代を代表するソウルシンガーの曲をカバーしたもの。

私はこの原曲が大好きで、それをカバーしてくれただけで感謝!って感じなんです。この曲をカバーしてたらとりあえず好きになっちゃいます。今市効果からの職人さんみたいな。あ、何でもないですー。


Love, Need and Want You
カテゴリ: R&B/ソウル
¥200(iTunes)


ここからこの「Love, Need and Want You」をサンプリングした曲をカルチャークルーズしてみませんか?嫌と言われても連れていきますよ♪

♪Patti LaBelle – Love, Need and Want You

こちらがMatt Cabカバーの原曲です。偉大すぎる名盤、こんなに素敵な曲を後世に残してくれてありがとうと心から伝えたい!テンポが遅く感じますが、この時代はこういうメロウな曲に浸るのが粋だったんですよね。

元々ゴスペル出身でもあるPatti LaBelle(パティ・ラベル)。R&B、ソウル、ファンクと、どんなジャンルでも歌いこなすソウルフルな歌声が魅力。1962年から現在も活動中のベテランシンガーです。

Love, Need and Want You
カテゴリ: R&B/ソウル
¥200(iTunes)


次にこの曲をサンプリングした曲を2曲紹介します♪

♪Nelly – Dilemma ft. Kelly Rowland

こちらがその「Love, Need and Want You」をサンプリングした2002年のメガヒットチューン。

HIPHOPアーティストのNELLYが、元Destiny’s ChildのKelly Rowlandとコラボしたこの曲はかなり流行しました。

NELLYは個人的に大好きなアーティストで、ほとんどの作品のCDとレコードを持っています。

こんなにでっかいTシャツ着てるのに鼻声なところが好きで。今市ギャップ萌えでいう真顔からの笑顔みたいな。何でもないです。

Dilemma (feat. Kelly Rowland)
カテゴリ: R&B/ソウル
¥150(iTunes)

♪Lloyd – Lay It Down

2010年リリース。R&BシンガーLloydの代表曲です。甘いベッドソングなのですが、僕の枕に横たわって、さぁどうぞどうぞ!とクドいほどに懇願する愛の歌です。

リリースされた頃はアナログ盤を買って、もうエンドレスに聴いていました。「ナヨ声」とも言われている個性的な歌声が、聴いているうちにクセになってきます。

Lay It Down
カテゴリ: R&B/ソウル
¥250(iTunes)

 

↓R. Kellyらが参加したリミックスもかっこいいので、興味のある方はこちらも聴いてみてください。

♪Lloyd feat. R. Kelly & Jeezy- “Lay It Down” Remix (G-Mix)

私はR. Kellyが大好きすぎるので、こちらのRemixの方をよく聴いています。2:40くらいからの後半はほぼR. Kellyの歌にすり変わってます。

サンプリング世代でない方は、「サンプリングという概念自体が理解できない」という声をよく聞くのですが、原曲をベースに、新たなメロディを上からかぶせる、みたいな感覚。

カバーとは別物です。サンプリングもよく知らずに「HIPHOP最高〜Say Ho!!」とか言ってる人もいるので、それはさすがにおいおい待てよと。

90年代のHIPHOPはみんなこのやり方で曲作りをする文化で、めちゃくちゃかっこよかったんです。私がHIPHOPを聴くのは、このサンプリング文化の歴史が好きだからです。

原曲を歌っているパティ・ラベルは、このLloydのLay It DownのRemix集にも参加しています。

原曲のアーティストが時代を超えてカバーに参加するなんて、感慨深いものがありますよね。

 

以上、Matt Cabや「Love, Need and Want You」ネタ使いの名曲たちでした。

ちなみにMatt Cabは、2017年4月に初のベストアルバム「HIStory」をTSUTAYA限定でリリース!配信系ではわりと曲数もありますので、ぜひチェックしてみてください♪

Matt Cab公式ホームページ:http://mattcab.com/

ABOUTこの記事をかいた人

東京生まれのWebライター(@cgrams40)。2017年にCulture Cruiseを運営開始。現在は東京と湘南・茅ヶ崎を拠点としている。カルチャーについて執筆するほか、個人投資家としても行動心理学を学びながら、10年間トレードを継続中。趣味はレコード収集。愛するのは鹿島アントラーズ。そして、ありとあらゆるカルチャーのすべて!!