女1人で思い立った翌日に京都行ってみた〜伏見稲荷大社編〜

ライターの長谷川チエ@Hase_Chieです。2017年2月、私はある日突然京都に行こうと思い立ち、翌日の高速バスを手配して東京から0泊3日の弾丸ツアーに行ってきました。

その時の関連記事は、高速バス編伏見稲荷大社編街歩き編と、隈本総合飲食店 MAOのカフェレポートがあったのですが、例のデータベース完全喪失により、すべての記事が消えてしまいました。

中でも伏見稲荷大社編はTwitterなどでシェアしてくださる方も多かったので、リンクを復活させたい思いもあり再執筆しました。今回は日記形式でサクッといきます!


千本鳥居がすごい伏見稲荷大社

新宿駅を23:30頃に出発して、車内で睡眠、京都駅には翌朝7:00くらいに到着。今回の旅の1番の目的であった伏見稲荷大社へは電車で6分という近さでした。

京都・伏見稲荷大社は、全国に3万ヶ所以上あると言われている稲荷神社の総本宮

2月の初午(はつうま)の日には、毎年全国の神様が集結するんだとかで、私が行ったのがたまたまその日の3日前で、準備したりで賑わいはありました。

実はここに突然訪れたのはいくつか理由があるんですが、ここに来る数日前に鳥居がずらーって並んでる所を歩いている夢を見たんですね。

それで翌日調べてみたら、伏見稲荷大社の写真を見て夢と一致したので訪れました。

私は特に信心深いとか、霊感そのものがあるわけではないですが、明らかに違う空気が流れて存在を感じ取ったりとか(怖い笑)ものすごく勘が働いたりするんです。

思い浮かんだ人から3分後に電話がかかってきたりとか。これは行くべきなのだと予感がしたというか。


▼これがその有名な千本鳥居です。この鳥居をずっとくぐって歩くのですが、神々しくてものすごくきれいで、芸術品のようでした。

さらに、伏見稲荷大社には喉の病などに御利益のある大神が祀られていて、歌舞伎役者や歌手など、喉や声を大事にする方が訪れることで有名なのだそうです。

そしたら、夢にでてきた鳥居の写真とともに、ここは声帯や声を良くすることに御利益があるということが分かって、夢に出てきた翌日だったので、ちょっとびっくりしました。

一度は、さすがに京都は遠いと思ってやめようとしたのですが、遠いとかお金ないとか仕事忙しいとか、理由つけて行動しない自分がとても嫌になって。

私は元々喉が弱くて、母もぜんそく持ちなので、そんなお願いもしに行ってみようかなと。

とにかく高速バスの料金が安かったのも大きかったですね。平日だったので片道2,300円くらいでした。

高速バスに乗った感想をレポートしたり、女性が1人で旅したいと思った時に役立つ記事も書けそう、もうこれは行かない理由がないぞと思い、旅立ったという背景です。

さらに散策!

鳥居はすべて個人や企業などが奉納したものなので、鳥居の裏には奉納者の名前と日付が刻まれています。

あちこちにお稲荷さんが鎮座しております。

ここもけっこう、ただならぬ空気が流れてました。

そしてこの「奥村大神」は一番何かを感じる所で、しばらく動けなくてずっと立ち尽くしてました。

伏見稲荷大社は「稲荷山」という山なりにあるので、登山も兼ねて行くような感覚です。しかも階段なのでけっこうヘロヘロになります。

千本鳥居付近はそのかなり手前にあり、有名な観光スポットなので観光客も多いのですが、この辺りになるとめっきり人が減ります。頂上に進むにつれてとても深々とした時間が流れ、空気は張り詰めたような感覚です。

喉に御利益のある神様が祀られているのは頂上付近なので、片道1時間くらいでしょうか。さらに登り続けました。

そして、この薬力大神さまをくぐった所が目的の場所です。

来ました! ここが、大物歌舞伎役者さんも足繁く通うというおせき大神さまです。小さくて通り過ぎちゃいましたからね。引き返して20分くらいタイムロスしちゃいました。

そしてしっかり参拝して、この場所にしかないひょうたんのお守りを購入。護摩焚きもお願いして下山しました。ひょうたんには神様が宿るそうです。

伏見稲荷大社にはネコちゃんもいっぱいいました。かわいすぎた!

ここもまたすごかったです。とりあえずお腹空いたんで、この付近でおにぎり食べました〜。

こんな感じで、所要時間は3時間くらいだったでしょうか。写真撮りまくっていたのでかなりゆっくりペースだったと思いますが。

京都・伏見稲荷大社は早朝がおすすめ

早朝に京都に着いたおかげで、混雑する時間帯よりもかなり早く回れたので、良い写真が撮れました。

人気の観光地ということもあり、帰る頃にはたくさんの人であふれていました。きれいな鳥居の写真を撮るなら、頑張って早起きがおすすめです。

この日1日京都観光をして、23時には東京に戻る高速バスで帰宅。東京に戻った私は3週間くらい、睡眠が4時間でもずっと大丈夫なくらい元気でした! ひたすら執筆!

元々8時間以上寝ていたのに、京都から帰ってからは今でも少し寝れば起きられるようになったのが不思議です。気のせいでも、それで頑張れるならいいことですよね。

誰かのために行ったつもりが、自分にも良いご利益があるなんて、もう誰にどんな感謝を告げたら良いのか、ありがたくて温かい気持ちになりました。

京都の伏見稲荷大社はとてもパワーを感じる場所。京都駅からのアクセスも良いので、京都観光にはおすすめのスポットです。

文 / 長谷川 チエ(@Hase_Chie

【伏見稲荷大社】

アクセス:JR奈良線「稲荷駅」すぐ、京阪本線「伏見稲荷駅」徒歩5分

▼大阪・図書館の中にあるカフェ

ABOUTこの記事のライター

山口県生まれ、東京都育ち。別業種からフリーライターとして独立後、Culture Cruiseメディアを立ち上げ、『Culture Cruise』を運営開始。現在は東京と神奈川を拠点としている。 カルチャーについて取材・執筆するほか、楽曲のライナーノーツ制作、小説や行動経済学についての書籍も出版。音楽小説『音を書く』が発売中。趣味はレコード鑑賞。愛するのはありとあらゆるカルチャーのすべて!!