【週末ルームシェア】高尾山でweeeks体験したら意外な展開になった話

週末ルームシェアweeeks

ライターの長谷川チエ@Hase_Chieです。先日、1泊2日でできるルームシェアを体験しに行ってきました!

ルームシェア経験が長く、今まで一人で暮らしたことがなかった私ですが、現在人生初の一人暮らしに挑戦中です!

そしてさまざまな暮らしの形を経験した中でも、ルームシェアによって得られたものがたくさんあります。今回は短期間のルームシェアを経験して感じたことをまとめました。


1泊2日〜体験できる週末ルームシェア

今回私が参加したのは、weeeksのサービスを利用したものです。

weeeksとは…

「日常に非日常を」をコンセプトとした
週末限定のルームシェア生活を、誰でも気軽に楽しむことが出来るサービス

住環境をガラッと変えるのは大変ですが、週末の空いた時間を利用した短期的なルームシェアなら、もっとシンプルに住まいに変化をもたらすことができるはず。

非日常的な過ごし方をすることで、新たな出会いやコミュニティの確立ができたりと、さまざまな体験もできるサービスです。

私が今回参加したのは「高尾山ルームシェア」ですが、「浅草でシェアしよう!」「読書を楽しもう」など、プロジェクトごとにテーマも違うので、自分の興味のある企画に参加できます。

長期契約でシェアハウスに住んで、もしもトラブルがあったら…と踏みとどまっている方も多いのではないかと思いますが、短期でできるルームシェアというのも、このサービスの大きなポイント。

私自身はフリーランスのライターなので、曜日や場所にほとんど関係のない仕事をしています。PCを持って行けば仕事もできる環境でしたが、今回は高尾山での1泊2日ということで、仕事は完全に忘れるモードで参加しました。

週末に開催されるプロジェクトが多いので、普段会社に通勤している方や学生の方は土日のお休みを利用して、参加する仲間と過ごすことができます。平日は忙しいという方でも無理なく参加できる、絶好のサービスです!

【1日目】美味しいお酒で語り合う会

今回シェアしたお家は、西八王子駅から徒歩7分ほどの大きな一軒家。キッチンも付いているので、みんなでお料理を楽しんだりもできます。メンバーは男性3人、女性2人の計5人でした。

私は昼間仕事があったので、18時頃にお家に向かいました。他の4名はすでに集まっていて、私が到着すると全員で玄関まで出迎えてくれて、この時点でみんないい人!すぐに仲良くなれたのです。

リビングで軽く自己紹介が済むと、夕食どうする?という話題に。当初は餃子作ろう!という話で盛り上がっていたのですが、なんとなく外で食べちゃおう的な雰囲気になり、地元の居酒屋さんへ。

このゆるっとした感じが、たまらなく居心地良いんですよね。まさか初対面の方々と、こんなに居心地の良さを共有できるとは思ってもみませんでした。

美味しいお酒とごはんを楽しんだ後は、みんなで同じ家に戻って二次会に。ひとしきり盛り上がった後にみんなで一緒に帰れる感じも、ルームシェアならではの醍醐味!

お店も家の近くだったので、帰りの電車を気にする必要もなく、コンビニでお酒やおつまみ、〆のラーメンやスイーツなど、それぞれ好きな物を購入して帰宅します。

家に着くと自然とリビングに集まり、ソファでくつろぎながらゆるゆると二次会がスタート。ここでは居酒屋のノリとはまた違った、お家トークが繰り広げられました。

お家での二次会は5時間くらいだったでしょうか、ずっと語っておりました。ライトな話題から死生観に至るまで、とにかく語り尽くす展開に。

みんなお互いの話をちゃんと聞きつつ、しっかり自分の考え方も持っていて、楽しいけれど深い話ができました。

ライターとしても、みんなが日頃どんな考えを持っているのか、それぞれの言葉で聞けたことはとても参考になり、何より個人的に良い刺激を受けることができたのでした。

【2日目】自然薯そばと高尾散策

高尾山ルームシェア

翌朝、お家のチェックアウトを済ませた一行は高尾山口駅へ。

ここでは自然薯そばをいただきました。これがとても美味しくて癒された! みんなで分け合って食べたりもして、楽しかったです。

軽く散策した後、芝生で寝転びながら昼寝をしたりゲームをしたりと、リラックスタイムを過ごしました。

東京でありながら、なかなか行く機会の少ない高尾ですが、目的もなくフラっと訪れるショートトリップも良いかもしれません。

そしてこの後は温泉に行く予定だったのですが、まったりしすぎてなんとなく行かない流れに。行き当たりばったりの旅というのも時にはいいものですね。

休日で家から出るのめんどくさい、という感覚に近い感じで、この場所が居心地良すぎたこともあるし、私はもうこのメンバーとゆったり過ごせただけで大満足だったわけです。

高尾まで行って山に登らなかったのは初めてでしたが、山に行くのだから登らなければいけない、というのはあまりにも固定観念だったなということに気付いた私。

自然に囲まれた場所でおいしい空気を吸って、おそばを食べて街を散策するだけでもかなり休息できます。ゆったり過ごした2日間で、想像以上にリフレッシュできました。

「○時から登山開始して○時に下山、○時に温泉入って…」と計画づくしでぎっちぎちになるのではなく、ゆるふわスタイルだったからこそ得られた休息だったと思います。

やる気出てますね私。仕事するってよ。

住まいに何か変化をもたらしたいけれど、結局何も行動することなく今週末も終わってしまった…そんな経験は誰しもあるはず。

何でもない休日が、魔法のように特別な1日に変わる、そんな時間が過ごせます。週末をもっと有意義に過ごしたいという時に、気軽に利用できるサービスだと思いました。

こういう機会でなければ、出会わなかったであろう人と知り合うこともあるはずです。ルームシェアに興味があるという方、単調な毎日に新たな風を吹かせたいという方にもおすすめできます。

短期ルームシェアでリフレッシュ

今回のルームシェアで興味深かったのは、たとえば会社と家の往復で毎日が単調になりがちな会社員だったり、はたまたインプットやアウトプットが大切なクリエイターだったり、どんな人にも刺激になるんじゃないかなと感じたところです。

たとえ短期間でも、暮らす場所や一緒に過ごす仲間が変わると、新たなアイデアや気付きが生まれたり、刺激をもらえたりします。

だって今回の体験を振り返ると、餃子も作らなかったし、山も登らず温泉にも入らず…普通に考えたらただの怠惰! でも週末の2日間、少し拠点を変えただけでこんなにたくさんのものを得ることができたのですから。

心を豊かにするインプットも、頭を空っぽにするアウトプットもできて、インスピレーションまで得ることができた今回の週末ルームシェア。

これでまた仕事を頑張れそうです! 一人暮らしで刺激が欲しくなったら、また参加したいと思います。

一緒に過ごしてくれたみんなと、素敵な時間を提供してくれたweeeksさんに心から感謝です!

文 / 長谷川 チエ(@Hase_Chie

▼宿泊体験はここから予約できます


▼ワーケーションも体験してみました


ABOUTこの記事のライター

山口県生まれ、東京都育ち。別業種からフリーライターとして独立後、Culture Cruiseメディアを立ち上げ、『Culture Cruise』を運営開始。現在は東京と神奈川を拠点としている。 カルチャーについて取材・執筆するほか、楽曲のライナーノーツ制作、小説や行動経済学についての書籍も出版。音楽小説『音を書く』が発売中。趣味はレコード鑑賞。愛するのはありとあらゆるカルチャーのすべて!!