ブルーノ・マーズ「24K MAGICワールドツアー2018」セットリスト編

2018年4月11日〜12日、14日〜15日に開催されたブルーノ・マーズの来日公演。感想編に続き、今回はセットリスト編です。


「24K MAGIC WORLD TOUR 2018」セットリスト

  1. Finesse
  2. 24K Magic
  3. Treasure
  4. Perm
  5. Calling All My Lovelies
  6. Chunky
  7. That’s What I Like
  8. Versace On The Floor
  9. Marry You
  10. Runaway Baby
  11. When I Was Your Man
  12. フーリガンズ キーボードソロ
  13.  Locked Out of Heaven
  14. Just The Way You Are
  15. アンコール:Uptown Funk

オープニングアクトは日本では実施されませんでした。いきなりブルーノが登場するという贅沢な時短ライブ。

アンコールを含めて約1時間40分、海外アーティストのライブとしては標準的なボリュームという感じです。

1曲ずつ解説!

1. Finesse

今回のツアーでは、リミックスでフィーチャーされているCardi Bもスペシャルゲストとして登場していましたが、さすがに極東日本までは来ず。この2人の共演も観たかったですが、本家のFinesseが聴けて最高でした。

2. 24K Magic

この曲のイントロが流れた瞬間が、この日1番の盛り上がりでした。もはや異常なほどに。もちろん私も異常に跳ね上がりました。ツアーのリード曲が2曲目にして聴けるなんて、どんだけすごい曲控えてんのさ! っていう展開。

3. Treasure

この曲も歓声がすごかった! 老若男女みんなが盛り上がれる神曲。今後のライブでもずっと歌い継がれていくだろうし、じゃないとファンが満足しないのではないかというくらい、欠かせない曲になりました。ほんとにみんな幸せそうで、もう世界が終わっても良いと思った。

 4. Perm

これこそがライブ映えするファンキーソング。あの渋みを出せるのはさすがです。バックバンドのザ・フーリガンズ の存在が欠かせなくて、ダンスがとってもかっこよかったです。

5. Calling All My Lovelies

小道具の電話(平野ノラさんが持ってる昔の携帯電話みたいなコードレスのやつ)が出てきて、日本語で「君に会いたいよ」と歌詞をアレンジして小芝居風に歌ってくれて大盛り上がりする。

基本、ブルーノが日本語をつぶやくだけでみんなは叫ぶ。なんかとても嬉しいので。そしてブルーノが話す日本語はかわいい。

6. Chunky

ちょうど良い頃合いで歌ってくれた「Chunky」素晴らしかった! この曲って何気にブルーノの真骨頂を発揮する楽曲だと思っています。今後も相変わらずこういう曲を歌い続けてほしいよブルーノ!

7. That’s What I Like

フーリガンズとともにステージを行ったり来たりするのがかわいくて。ブルーノのダンスが冴え渡っていた曲。全体を通してブルーノはよく腰使いのアクセントが効いたセクシーなダンスをしていて、その度に観客が湧いていました。

8. Versace On The Floor

一気に紫色に染まるステージ。今回のライブの見せ場の一つという感じでした。会場があたたまったところでこの曲、というセットリストが完璧。

「これが欲しいんでしょ?」と言われて「はいそうですそれを待ってました!」と服従する柴犬のように。もうつかみが最高なのでただただ心酔して泣く。

9.Marry You

最初にギターのかっこいいウェディングソング(定番の♪パーンパーパパーンってやつ)。もしや!?と前兆を感じさせてからの「Marry You」。当然のごとく盛り上がる。

デビューアルバム「Doo-Wops and Hooligans」の収録曲だけれど、依然として高い人気を誇る名曲で、プロポーズのサプライズ動画にBGMとしてよく登場します。

10. Runaway Baby

デビューアルバム「Doo-Wops and Hooligans」から。「24K Magic」のアルバムをひっさげたツアーでこの曲が聴けたのは感涙。

ブルーノ・マーズは意外にもアルバムリリースは3枚なのですが、とはいえデビューアルバムから3曲もチョイスしてくれていて、そういうとこが最高なんだよブルーノ! と思いながらノリノリで聴きました。

11. When I Was Your Man

2ndアルバム「Unorthodox Jukebox」から。この曲を生で聴けることをとても楽しみにしていました。

間奏や歌い終わったタイミングでみんな「ヒュー」とか「いえーい」と歓声を上げていたんだけど、個人的にはもう少ししっとりと静かに聴き入りたかった気もする。みんながペンライトや携帯のバックライトを照らしていてきれいでした。

12.フーリガンズ ピアノソロ

一度ブルーノがはけたところで、フーリガンズ、ジョンのピアノソロ。かっこよすぎて時が止まった。フーリガンズのただならぬ実力はさまざまなシーンで発揮されていました。

ものすごく上手いのに、それを前面に出さずに黙々と演奏している姿が好きです。そんな彼らに支えられて歌えるブルーノは人生何周目でしょうか。

13. Locked Out of Heaven

大量のゴールドキラキラ紙吹雪がとてもきれいでした。ブルーノ・マーズは身長165cmと小柄なので、日本人からするとなんだか親近感が湧きますよね。踊ってる姿はかっこいいのと同時にかわいさもあって、それもまたブルーノの魅力だなと思いました。

14. Just The Way You Are

再びみんながペンライトや携帯のバックライトを照らしていてきれいでした。何度も観客にマイクを向けるブルーノ。みんなで合唱したのが楽しかった。天国にいるんじゃないかと思った。

アンコール:Uptown Funk

この曲もフーリガンズの存在感が際立っていた。「もう終わっちゃうんだ〜」って切なくならずに、最高潮の盛り上がりのまま去って行く潔さが良かった。

あっという間ですが、実際にはとにかく見ごたえが抜群なので大満足!といった感じでした。盛り上がりすぎて終わった瞬間は無気力でしたが、充足感に満たされて清々しかったです。

みんなブルーノが大好き

会場の外ではみんな記念撮影したりグッズを買い求めたりと、なかなか帰りません(実は最初の画像にあるこの看板には常に人だかりがすごくて、無人の状態で撮るのに相当待ちました)。

何か取材できるものを探していたその時、ブルーノのそっくりさんを発見!

似てる!…よね?

背格好(ブルーノと同じ身長だそう)や雰囲気までも似ていて、このスタイルでライブに来てくれた心意気が最高じゃん! ちゃんとスニーカーまで同じものを履いているんだよ。

実はこの方、早稲田ブルーノ・マーズ研究会で活動されているブルーノのトリビュートアクターのTAKUTOさん。ダンスもとても上手で、踊っている姿が特に似ていました。

早稲田ブルーノ・マーズ研究会は、ブルーノの魅力を伝えるべく、イベントなどを精力的に活動していらっしゃるそうです。写真には写っていませんが、研究会メンバーの方々もたくさんいらっしゃいました。

ブルーノの魅力は伝えたくなるよね! 別の日には日本テレビでも取材されていたそうです。「NEWS ZERO」などご覧になった方もいらっしゃるでしょうか。

続々と周りに人が集まり、順番に記念撮影されていました。お疲れだったと思うのですが、Culture Cruiseの撮影にも快く応じて下さって。

シャッターを切る度にポージングも変えてくれて、さすが! 慣れてます。一言交わすだけで人の良さが伝わるほど、礼儀正しくて良い方。

日常的にブルーノのトリビュートイベントを行なっていえうそうなので、この日もその一貫として活動されていたんですよね。

ぜひとも、ブルーノの魅力を世に広めていただきたいです!今後のご活躍も期待しています。ありがとうございました!

ブルーノ・マーズのライブは魔法!

ブルーノ好きの方はみんなノリが良くて最高でした!今回の2記事では伝えきれない部分も多いですが、少しでも臨場感をお届けすることができたでしょうか。

音楽は見知らぬ人同士を繋げ、言葉を交わさなくても一つにしてくれる潜在的な力を持っていて、ライブに行くとそれを実感します。

そしてブルーノ・マーズのライブは、会場にいるすべての人に一体感をもたらす魔法のような、奇跡のような瞬間の連続でした。この場に居させていただけたことに心から感謝したいです。

文 / 長谷川 チエ

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ABOUTこの記事のライター

山口県生まれ、東京都育ち。別業種からフリーライターとして独立後、Culture Cruiseメディアを立ち上げ、『Culture Cruise』を運営開始。現在は東京と神奈川を拠点としている。 カルチャーについて取材・執筆するほか、楽曲のライナーノーツ制作、小説や行動経済学についての書籍も出版。音楽小説『音を書く』が発売中。趣味はレコード鑑賞。愛するのはありとあらゆるカルチャーのすべて!!