インタビューで印象に残っている人は?人見知りの克服方法は?【編集長に逆インタビュー】

編集部の葉山です! 編集長・長谷川への逆インタビュー企画。今回もInstagramのストーリーに集まった質問を聞いていきます。


インタビューしてみたい人は?

葉山:チエさん、今回も質問たくさん届いたので、さっそく答えてくださいね。

長谷川:はい! よろしくお願いします。

葉山:最初の質問です。「Q. インタビューで印象に残っている人は?」

長谷川:選べないくらい全員印象的ですけど、強いてあげるなら、長谷川さんとかチエさんって名前で呼んでくれた場面は全部覚えてます。インタビュアーの名前まで呼んでくださることはそう多くないので。

葉山:「Q. 個人的にインタビューしてみたい方はいますか?」

長谷川:いっぱいいすぎて答えきれないなぁ。レビューで書いている方々はみんなインタビューしたいし、ぷにぷに電機さん、クボタカイさんはお話を聞いてみたい。リスナーとしてはiriさん、れんさんにもお会いしてみたいし。

葉山:それぞれに動機があるんですね。リスナーとしてっていうのは?

長谷川:よく聴いてるから。1対1で話すとライブとは違う雰囲気の方なのかな?っていい意味で分からないので、純粋に空気感が知りたいという気持ち。逆にはやみーが読みたいのは?

葉山:チエさんが大好きなサカナクションとは話してほしいし、あとBE:FIRSTのRYOKIさんとチエさんの対談です。

長谷川:その組み合わせほんと好きじゃん(笑)。ソロでってこと? 役者さんとして?

葉山:そっか、役者さんとしてもいいですね。でもBE:FIRSTとしてがいいかなぁ。SOTAさんと茅ヶ崎話もできるし。

長谷川:たしかに、SPiCYSOLとNOAさんと、茅ヶ崎にゆかりのある方にインタビューできてるので、SOTAさんにも茅ヶ崎のご報告したいですね。

葉山:ご報告?

長谷川:今日も快晴です! って。あまり帰れてないかもしれないから。

葉山:優しいしかわいいのよ(笑)。絶対SOTAさんと話してほしいな。他にもいらっしゃいます? 茅ヶ崎の方。

長谷川:さらささんとか、Tani Yuukiさんとかね。

葉山:では茅ヶ崎の方、制覇してください。いつかは敬愛する桑田佳祐さんにも。「Q. 記事で書かないように注意している表現は?」

長谷川:不要な枕詞をつけないことかな。「中高生に人気の〜さん」とか「Z世代を代表するファッションアイコン」とか。ファンの世代もそうだし、本人のことも。

葉山:たしかにCulture Cruiseでは見かけないワードですね。

長谷川:紹介記事だったら説明も必要だけど、そうじゃなかったら、興味を持ったらその先はそれぞれで調べればいいと思ってるから、アーティストの〜さんとかで十分かなって。

葉山:ごもっともでした。Culture Cruiseで取り上げてるアーティストもまさにZ世代の方々多いですけど、全然その文字を見ないですもんね。

長谷川:避けてるわけでもないけど、〜世代とかあんまり他人が言ってるとさ、じゃあその人がもっと大人世代になったらなんて言うの? って思わない? アーティスト人生はずっと続くのに。

葉山:たしかに、世代で区切られること多いなとは思います。

長谷川:私も自分が注目される世代だった頃、流行の中心みたいに扱われることに違和感があったんだよね。何に興味ある?とか大人から聞かれて「小説は三島由紀夫と太宰治。あとHIPHOPとかSOULのレコード集めてます」って答えたら「変わってるね」って除外されてさ。

葉山:あーなるほど。「若者はみんなTikTokやってる」の統計にはめたいっていうか。

長谷川:そうそう。まぁ有効なサンプルではないけれども(笑)。あと、すごく上手い人のことを「〜のお化け」とか「化け物」とか言うことあるじゃないですか。褒め言葉だとしても、その言葉自体があまりいい響きじゃない場合は、極力避けるかな。

葉山:ずば抜けて上手い人のことを、そういう風に言っちゃう時ありますね。

長谷川:その表現が嫌なわけではないけど、自分が表現するとしたらっていう意味でね。「他を寄せ付けない」とか「別格」とか、比較して他を下げるニュアンスも改めるようになった。昔の記事では使っちゃってたかもしれないけど。その人の素晴らしさを表現するのに、他の人は関係ないなって思うから。

NOAさんはどんな方?

葉山:「Q. NOAさんはどんな方でしたか?」

長谷川:何でも答えてくださる方だなと思いました。年明けのインスタライブのお話とか、あまり話したくないかなと思いながらお聞きしたのですが、明確に答えてくださいましたね。すごく誠意を感じます。

葉山:「Q. 何度も観てしまう映画はありますか?」映画の記事の更新も待っているそうです。

長谷川:ありがとうございます! 何度も観てるというところで言うと「プラダを着た悪魔」「グリーンブック」「レミーのおいしいレストラン」。邦画なら「今夜、ロマンス劇場で」。

葉山:「今夜、ロマンス劇場で」はどんな映画なんですか?

長谷川:綾瀬はるかさんと坂口健太郎さんが主演で、銀幕の中の主人公を好きになってしまう人のお話。映画リスペクトの映画で、いろんなオマージュが出てくるんですけど、脚本もしっかりしてて、音楽も素敵で。綾瀬さんが美しくて切ない。この切ない美しさが物語の鍵になってて…とにかく観て!

今夜、ロマンス劇場で(Amazon prime video)

葉山:分かりました!「Q. 人見知りを克服する方法を教えてください」前にも話題にしたことがあるので、また違った視点で何かありますか?

長谷川:克服したいということは、わかり合いたいと思ってるわけですよね。人見知りだけど、あなたとはどうしても話したいんですっていう意思が伝われば、相手も受け入れてくれると思います。人見知りじゃない人の方が少ないと思うので、相手もだいたい同じなんですよ。

葉山:私もそうです。

長谷川:「人見知りだからそっちから話しかけて」っていう態度はダメだけどさ、何とかしようとしてるとわかれば、相手も必ず理解しようとしてくれますから。視線を少し上に向けるだけでも前向きな意思は伝わりますよ。

葉山:インタビューの時はどうですか?

長谷川:インタビューする方々も、人見知りの方って多いですよ。でもそこを突破しなければ進まないことは相手も私も同じだから。作品の良さを伝えたいという共通意識があるわけだし、だいたいどこかで、めっちゃ笑ってくれる瞬間があるんです。

葉山:その時に打ち解けるみたいな?

長谷川:そうですね。それまでは無理せず距離感保って、ほぐれてきたら心のパーソナルスペースを少し近づけるとか。人見知りの人って、隙を見て相手を観察してるんです。だから、あえて視線をPCとかに向けて、相手に自分を観察する時間を与えるのもいいですよ。

葉山:なんだその技!

長谷川:猫と接する時って、猫に慣れてる人はまず手の匂いを嗅がせて安心させてあげるんですよ。そういう感じ。

葉山:猫なの(笑)?

長谷川:猫も人見知りじゃん。でもだからかわいいんだし、人見知りは個性だと思えば大丈夫!

新しい音楽はどうやって入手する?

葉山:「Q. 新しい音楽はどうやって入手してますか?」これは複数届いてました。

長谷川:TikTok、サブスク、YouTube、ラジオあたりを行ったり来たり。

葉山:TVとかCDショップとかは全然気にしてないですか?

長谷川:CDショップは渋谷のTSUTAYAとタワレコ1Fは一通り見ますよ。でもCDの最新ってサブスクではもう最新じゃなかったりするので、みんなが推しをどうやって推してるのかを観察する、みたいな感じかなぁ。

葉山:用途によって視点を変えるんですね。あと最後に、私にも質問きてたんです。「Q. 葉山さんがチエさんと一緒に仕事したいと思った理由はなんですか?」

長谷川:はやみーに来た!

葉山:きっかけは記事を見たことでしたけど、前にチエさんと飲みに行った時、木村拓哉さんのお話になったんですけど、ほぼみんなキムタクって言うじゃないですか、仲間内だったら。でもチエさんは酔っ払っててもずっと“木村さん”って呼んでたんです。それで、この人は信頼できるなって思いました。

長谷川:えぇそうなの? たしかにそう呼んでるかな。友達に同姓同名の人がいて。その人もキムタクって呼ばれちゃうんだけど、なんかどうしても私は呼べないんだよね。

葉山:その誠実さがチエさんっぽくて好きです。あとはアーティストの話とかしてて、悪く言ってるのを聞いたことがないです。

長谷川:会ったこともない人のことなんてわからないし、悪く言えないよ。

葉山:でも会ったことある人のことはもっと悪く言わないですよ、チエさんは。

長谷川:みんないい人だしね。

葉山:最近思うんですけど、実際にいい人ではあるけど、いいところにばかりチエさんが注目するんじゃないですか?

長谷川:いいところを探してるのはあるかもね。「インタビュー後記も書かなきゃいけないし!」って(笑)。

葉山:あとは相手がチエさんだから、みんな素直になるっていうのもあると思う。

長谷川:それはこちらこそです。アーティストさんは感覚で話すかたが多いから、こちらも感覚に従っていると、自然体になれるのはあるかもしれないですね。

葉山:取材だとしても、1対1のコミュニケーションを大事にするのがCulture Cruiseですよね。今回もありがとうございました!


以上、編集長へのインタビューでした。最後に私が選ぶ、チエさんが書いた映画記事3選をご紹介します。

実は映画のレビューもかなり上手なチエさんの記事、ぜひご覧になってみてください! 以上、編集部・葉山でした。

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