【2024年版】インタビュー総集編 Part.4

2024年のインタビュー総集編(全4回)。

ライター長谷川の特に印象に残っている言葉を、少しずつですが引用しています。

YouTubeの動画もぜひ再生して楽曲を聴いてみてください。

インタビュー本編を読みたい場合は、オレンジ色のリンクをクリックしていただくと各記事に飛ぶことができます。

最終回となるPart.4は少し長めのロングバージョン。

▼登場してくれたのはこちらの4組でした。

SHOW-WA

Culture Cruiseが初めてインタビューをしたのが、現在はSHOW-WAのメンバーとして大活躍の塩田将己さんでした。そして今回は、元Jリーガーの青山隼さんによるメンバー分析のトークをピックアップしました。

−−SHOW-WAのメンバーをサッカーのポジションに当てはめると?

青山隼:(塩田さん)点決めたい1トップのFWでしょ。たけがFW下の1.5列目で、パスもして点も決める。僕はボランチで、DFとかセンターバックに玉を散らす感じです。佳志がサイドハーフ。中に入って来てもやりたいし、そこの位置でもやる。FWと1.5列目の間を行ったり来たりしてボケたい時に出て行く。つっつんは、何にも考えないでとにかく上がってくるやつ(笑)。

井筒雄太:サイドバック?

青山:でもちゃんと、今右サイドで作ってるからこのタイミングで左から上がればいいよっていう時は、いい仕事できる。気遣いはちゃんとできる。(寺田さん)ゴールキーパーなんだけど「俺FWもやりたいし」っていう本当はFWになりたいキーパー(笑)。

−−欲しがるタイプの。

青山:けっこう欲しがるタイプなんですよ。コーナーキックで1対1で、この試合引き分けにして勝ち点1取ればいいのに、キーパーが上がっちゃって、最後カウンターで決められるみたいな。気持ちとしては闘莉王さんみたいな感じ。闘莉王さんはちゃんと結果残すけど。

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iScream

iScreamは初登場でしたが、f5veの取材からわずか数日後だったので、RUIさんには早くも2度目のインタビューとなりました。

−−今作の中で、他のメンバーの歌やラップで好きな部分はありますか?

YUNA:私は「Sorry Not Sorry」の、HINATAの“What time is it? 急にソワソワしちゃって”のHIANTA節が好きです。声の使い方がザ・HINATAといういう感じです。ここだけの話「にゃんにゃんタイム」って呼んでいるんですけど…。

HINATA:スーパーにゃんこタイムね(笑)!

YUNA:あ、スーパーにゃんこタイム!

HINATA:YUNAの後に私がラップをするんですけど、ここはRecの時からYUNAはイケメンな感じでラップして、私は逆にちょっとにゃんにゃんした、あざとい感じでギャップを見せようねってタッグ組んでいましたね(笑)。

−−HINATAさんから見てYUNAさんのラップはどうですか?

HINATA:バラードではハイトーンのパートも担当してくれていて、iScreamの楽曲はYUNAのハイトーンにお世話になっているので…。

RUI:お世話になっております(笑)!

HINATA:本当にありがとうございます! といつも思いつつ、ラップをする時とバラードで歌い上げる時と、どっちも完璧に上手なのですごいなと思いますね。私にはできません(笑)!

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BALLISTIK BOYZ

2024年では3回目、通算6回目の登場となるBALLISTIK BOYZ。武道館ライブ目前の心境を語ってくれました。

▼前編

−−(作詞・作曲の藤田織也さんについて)

深堀未来:(藤田さんが)やっぱり相変わらず歌上手いなと思いました。すごい才能の持ち主ですし、こういった形で一緒に仕事ができたことがすごく嬉しかったです。

奥田力也:こうして仕事で音楽を一緒に作ったりするのは、BALLISTIK BOYZになってからは初めてで、改めて音楽を通して一緒になれたのも久しぶりでした。今後もさらに、いいつながりができるんじゃないかなと思いました。

砂田将宏:特に僕と力也は、NYに住んでいた頃、ホームステイ先がご近所さんでした。織也と僕が同じ最寄駅で、毎晩一緒に帰って、織也を家まで送り届けてから僕は自分の家に帰るという、本当に弟みたいな存在だったので。大人になっていてびっくりしましたし、そんな織也からディレクションされるっていう。

松井利樹:それはやばいね。

砂田将宏:「将宏くん、もうちょっとこういう感じで歌ってみてください」みたいなやりとりがすごく新鮮で嬉しかったのと、やっぱり歌上手いなって。デモを聴きながら思いました。

前編:運命で集まった7人でつなぐマイクリレー

▼後編

−−以前『HIGHER EX』のツアー前のインタビューで、自分たちでもツアーで強みを見つけたいとおっしゃっていたんですけど、見つかりましたか?

日髙竜太:個人的には見つかった気がして。見つからないな、見つからないなと思っていたんですけど。それぞれが楽器だったり歌だったりラップだったり、いろんなことにチャレンジしてライブを見せたんですけど、結局僕らって、チーム力というか。歌が特化してる、ラップが特化してる、ダンスが特化してる、というなにか一つの強みじゃなくて、結果7人で戦った時に、このグループってめちゃくちゃ強いんだなと思いました。ライブをひととおり観た時もそうだし、補い合いながらも、7人で魅せているのが、僕らの一番の強みなのかなと僕は個人的に思ったんですよね。分かりやすく言うと、一対一じゃ負けるかもしれないけど、グループとして戦った時の僕らは強いって。それがBALLISTIK BOYZなのかなと思いました。それが『HIGHER EX』を経て見つけた答えですね。チーム戦では強い、それは個々のスキルがあるからこそなんですけど。武道館ライブでも、それをしっかり見せられたらと思います。

後編:武道館ライブを前に見つけた答え

PSYCHIC FEVER

3度目の今回で初めて全員が勢揃いしたPSYCHIC FEVER。小波津志さんのお誕生日祝いや、全力で駆け抜けた2024年の総括など充実のトピックでした。

▼前編

中西椋雅:みんな志の誕プレ買った?

WEESA:俺買いました。え、買いました?

中西椋雅:買った買った。

半田龍臣:買いました?

渡邉廉:まだ買ってない。

JIMMY:セールが来るのを待ってる(笑)。

中西椋雅:いっぱい買えるからね。誕プレを持って、みんなでホームパーティーをするのが恒例行事なんです。

小波津志:大丈夫ですか? こんな内容で。

−−最高です。逆になにかありますか?

WEESA:ないです大丈夫です。

小波津志:あれよ(笑)!

−−先日、もう何周目かというくらいの『New School Breakin’』を見直したんですけど、パタヤの海辺でみんなでご飯を食べている回がありますよね。そこでBALLISTIK BOYZの日髙竜太さんが、夢が叶うところに向けて、今は何%まできているのかという話をしていて、志さんが答えていたんですけど、覚えていらっしゃいますか?

前編「夢物語だった目標がチャンスに」夢への現在地

▼後編

PSYCHIC FEVER

−−2024年を振り返ってみていかがですか?

中西椋雅:いろんな国のファンの皆さんに、直接会うことが一番できた年だったかなと思います。デビューしてすぐにタイで活動して、“世界中で活躍できるアーティスト”というのが一つの夢でもあり目標でもあり、でもどこか漠然としていたんですけど、この1年でそれがはっきりして実現できました。まだまだこれからなんですけど。僕たちなりのスタイルや、言ったことが言霊になって有言実行できていることを感じました。それが強みにもなるし自信にもなるし、でもそこで満足するわけでもなく。もちろん僕たちだけの力ではなくて、日頃から応援してくださる皆さんや周りのスタッフさんもそうですし、僕たちだけじゃ達成できないことがほとんどなので、改めて感謝の気持ちを伝えたくなる1年でした。

後編「USツアーで新境地へ」2024年を振り返る

2025年は8周年

以上、2024年のインタビュー総集編 Part.1〜4をお届けしました。

2025年で8周年を迎えたCulture Cruise。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

インタビュー・編集 / 長谷川チエ


ABOUTこの記事のライター

山口県生まれ、東京都育ち。2017年より『Culture Cruise』を運営開始。 ライター・インタビュアーとしてカルチャーについて取材・執筆するほか、小説や行動経済学についての書籍も出版。音楽小説『音を書く』が発売中。ライブレポートや取材のご相談はお問い合わせフォームからお願いします。