Girls²の7周年を記念したワンマンライブ『Girls² 7th Anniversary “Seven×Seven in Bloom -The Live-”』が、6月26日に日本武道館で開催された。
タイトルに掲げられた“Bloom”の通り、ステージには色鮮やかな花の装飾があしらわれ、開演前から7周年を祝う特別なムードが漂っていた。

写真:樋口 隆宏
オープニングアクトに登場したLakiがフレッシュなパフォーマンスで客席を温めたあと、「BLOOM! BLOOM! BLOOM!」のMVを彷彿とさせる映像が流れ、7周年ライブの幕が上がった。
センターステージからメンバーが一人ずつ登場し、花道を通ってメインステージへと歩いていく。1曲目は最新曲「BLOOM! BLOOM! BLOOM!」。アクロバティックなダンスも交えながら、7人は日本武道館のステージを一気に自分たちの空間へと変えていった。

写真:ヨシモリユウナ
「Eagle Eyes」では表情をクールに切り替え、鋭いダンスで空気を引き締める。「I wanna 宣言」では小田柚葉の「(日本)武道館いくぞー!」という煽りに、ファンも力強い声で応えた。
「Enjoy」では曲中に自己紹介を挟みながら、ラップとメロディを聴かせるパートの緩急で客席を引き込んでいく。「Countdown feat. APOKI」では小川桜花と山口綺羅のラップが炸裂。ラップ部分のリリックは、小川桜花と山口綺羅の想いをもとにDOBERMAN INFINITYのSWAYが作詞した“日本武道館特別バージョン”での披露となった。
かわいらしさやポップさだけではなく、ダンス、ラップ、煽りまで含めてライブを前へ進めていく力が、7周年を迎えたGirls²の現在地として表れていた。

写真:ヨシモリユウナ
「CLICK」では、メインステージからセンターステージへと伸びる花道も使いながら、7人のそろったダンスで視線を集める。そのまま「LET ME DANCE」へ入ると、扉の形を模したフレームを使ったパフォーマンスで楽曲の世界観を作り上げていった。
さらに「80’s Lover」では、歌詞の一部をこの日の日本武道館公演に合わせて変える場面もあり、客席から大きな反応が起きる。フォーメーションの移動、ステージセットの使い方、ファンとの掛け合いまで含めて、7人が日本武道館という空間をどう楽しませるかにとても貪欲だった。

写真:高田梓
「センチメートル」から「ツナグツナグ」にかけてのブロックでは、学生服姿のLakiがサポートメンバーとして加わり、Girls²とともにパフォーマンスした。Lakiが着ていた制服は、Girls²のメンバーが実際に着用していたもの。先輩の衣装を受け継ぐように同じ楽曲を踊る姿からは、Girls²が歩んできた時間と、その先へ続いていくものが感じられた。
中盤にはDJブースが登場し、スペシャルゲストとしてEXILE MAKIDAIがステージへ。「Dance Track」では、音楽に乗せてメンバーそれぞれが自由にソロダンスを披露していく。個々の身体表現で客席を沸かせたあと、ユニゾンダンスへと収束していく流れも圧巻だった。7人それぞれの個性と、グループとしてそろった瞬間の美しさの両方が見えた。

写真:高田梓
そこからはEXILE MAKIDAIの煽りも加わり、「VICTORY」「Good Days」「HERE WE GO」「C’mon Neo Zipang!!!」「#キズナプラス」とメドレーへ突入。さらに「私がモテてどうすんだ」では小川がエレキギター、隅谷百花がサポートDJで加わり、場内の熱気はさらに高まっていった。歌、ダンス、ラップ、楽器演奏。Girls²が7年間で積み重ねてきた表現の引き出しが、日本武道館というステージで次々と開かれていく。
「ここからはタオルを持ってください」とメンバーが声をかけて始まったDreamのカバー曲「ヒマワリ」では、ステージ上の7人に合わせるように、客席でも一斉にタオルが回る。日本武道館の広い空間に黄色い明るさが広がっていくように、楽曲が持つ前向きなムードがそのまま客席へ広がっていった。

写真:高田梓
その後、スクリーンには日本武道館公演に向けたメンバーの思いや、これからの夢を語るインタビュー映像が流れる。ライブの熱狂から一転、メンバーの言葉ひとつひとつに耳を傾ける時間を経て、7人はそれぞれのメンバーカラーをまとった衣装で再び登場。「LETTERS」では、ここまでの勢いとは異なる、メッセージを丁寧に届けるような歌声を響かせた。

写真:ヨシモリユウナ
「さくら、届け」では、曲前に鶴屋美咲のピアノ演奏が始まり、GENERATIONSの中務裕太が登場すると、山口綺羅とのペアダンスを披露した。
山口はMCで「(日本)武道館っていう素敵なステージで一緒に踊らせていただくなんて思ってもなかった」と驚きを口にしながら「『さくら、届け』は裕太さんのコレオということもあって、本当に素敵に振り付けをしてくださったので、美咲のピアノと相まって、ちょっとロマンチックな感じに見えたんじゃないでしょうか」と振り返った。

写真:ヨシモリユウナ
さらに「First Love」では、菱田未渚美のピアノ演奏に乗せて小川と隅谷がスタンドマイクで歌唱。「Make My Days」では小田と増田來亜が歌声を重ねた。ダンスグループとしてのパブリックイメージが強いGirls²だが、このブロックでは歌そのものの力にも焦点が当たる。大きな演出に頼らず、ピアノと声、表情で空間を作ることができるのも、7年間で培ってきた表現力のひとつだろう。
メンバーが再びトップギアに入ったのは、花傘を使ったダンスイントロから始まる「Melty Love」以降だった。「Love Genic」ではフォトフレームを使った演出も用意され、キュートな振り付けとともにメンバーそれぞれの個性が際立つ。「BFF」では小田が「みなさんまだまだ楽しんでいけますかー?」と呼びかけ、終盤へ向けて客席の熱をさらに引き上げていく。「♡桃色片想い♡ feat. Gorie」ではGorieが登場し、ステージのムードを一気に明るく塗り替えた。

写真:高田梓
さらに「FIRE!!」では、ここまでに登場したゲストも加わり、オールスターでのパフォーマンスへと発展。全員でタオルを回す光景は、7周年ライブのクライマックスにふさわしいものだった。
ラストスパートは「Magic」「ダイジョウブ」「TIP TOP」。デビューシングルである「ダイジョウブ」では、曲中、小田柚葉が「みんなこれからも大好きだよー!」と叫ぶと、客席からは大きな歓声が上がった。
本編ラストの「TIP TOP」では、鶴屋美咲が「皆さんと出会えた幸せ、喜びを歌にしました」と紹介。7周年の節目に、ファンと出会えたことへの思いをまっすぐ届けるように、7人は晴れやかな表情で歌い上げた。
アンコール1曲目として披露されたのは「LET ME GO」。その後、9月4日に配信シングル「Nocturne」をリリースすること、同曲が山口綺羅出演映画『デス≠キル/ゲーム』のエンディング主題歌に決定したことや、さらに全国ホールツアー『Girls² LIVE TOUR 2026 -Seven Blooms Beyond-』の開催が本人の口からも告げられると、客席からはこの日何度目かの大きな歓声が上がった。
MCではメンバーが一人ひとり、7周年への思いや、メンバー、ファン、家族への感謝を語った。中でも小川は、「すごく追い詰められてて、すごくしんどかった時もあったんだけど、今日こうやってパフォーマンスして、本当に頑張ってよかったなと思ったし、この7人で力を合わせて今日できたステージだったなと改めて感じました」と胸の内を明かした。小川の言葉からは、華やかな演出や完成度の高いパフォーマンスの裏側にあった葛藤やプレッシャーもにじんでいた。それでも7人で力を合わせて日本武道館のステージを作り上げた。その実感が言葉になったからこそ、7周年公演の重みがよりまっすぐに届いてきた。
その後に披露された「Feel Like Home」は、メンバー一人ひとりの言葉を受けたあとだからこそ、より素直に響く1曲だった。日本武道館という大きな会場で歌われていても、7人の歌声から伝わってきたのは、ファンのいる場所を大切に思う気持ちだった。ラストは「チュワパネ!」。最後まで明るく弾けるGirls²らしいパフォーマンスで、7周年ライブを締めくくった。
今回の日本武道館公演でGirls²が示したのは、7周年の集大成だ。7人がそれぞれの色で咲かせた花が武道館という大きな空間にしっかりと根を張っていた。ここから全国ホールツアー『Girls² LIVE TOUR 2026 -Seven Blooms Beyond-』へ。日本武道館の景色は、Girls²にとってゴールではなく、さらに先へ進むための新しい始まりになったはずだ。
ライブ情報
■公演日程
2026年10月4日(日)
福岡・福岡国際会議場 メインホール
開場16:15/開演17:00
2026年10月10日(土)
愛知・Niterra⽇本特殊陶業市⺠会館 ビレッジホール
開場15:45/開演16:30
2026年10月18日(日)
大阪・NHK⼤阪ホール
開場15:45/開演16:30
■チケット料金
全席指定:¥9,350 (チケット代 ¥8,500+税)
▼詳細はこちら
https://www.ldh-liveschedule.jp/sys/tour/43706/

