【THE RAMPAGE】9度目の全国ツアー 12都市23公演を完走、ファイナル・広島公演ライブレポート

THE RAMPAGE が、9回目の全国ツアー『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2026 “(R)MPG”』のファイナル公演を、7月26日に広島グリーンアリーナで開催した。

本ツアーは、コロナ禍の影響により中止となった『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2020 “RMPG”』の6年越しのリベンジツアー。2020年のツアーで最終地点となった三重を皮切りに、全国11都市23公演を開催。

当時果たせなかった全国各地での公演を改めて実現することで、“全国に散らばったピースを拾い集め、当時の想いも含めて完成させる”という意味が込められていた。

開演直前に行われた囲み取材には、リーダーの陣、川村壱馬が登場。陣は“(R)MPG”と題した本ツアーについて「僕たちのアイデンティティであり、ステージに立つために向き合っていく大事なものをタイトルに付けたツアーということもあって、ただ暴れ回るだけじゃなくて、芯をもって自分のパフォーマンスを信じて向き合ってきました」と語る。

去年11月より精神面の不調で療養に専念し、5月13日の大阪公演より本ツアーに参加した川村は、復活後の公演について「大歓声をいただいたときに、戻ってこられてよかったなと思いました」と振り返る。

また陣は、「15人のときは壱馬の分もファンのみなさんが盛り上げてくれました。16人に戻ったときはホッとした表情が印象的で、また違う盛り上がりがあって。RAVERS(THE RAMPAGEファンの呼称)の存在の大きさに気づいたツアーでしたね」とファンへの感謝を言葉にした。

『THE RAMPAGE LIVE TOUR 2026 “(R)MPG”』ファイナル・広島公演

確たる思いを胸に16人が臨んだツアーファイナル。山本彰吾の「終わらせに来たぜ広島!」という覚悟を示す力強い宣言でライブは開幕。

メインステージや客席からメンバーが一人ひとり姿を現し、アリーナの中央に高々と鎮座するセンターステージへと集結していく。最後に川村が現れると16人が勢揃い。迫力のあるオーラで観客を圧倒した。

オープニングを飾ったのは、2020年のツアーでも幕開けを担った「FULLMETAL TRIGGER」。ダイナミックなパフォーマンスと、広い会場に伸びやかに響くボーカルに7500人の観客は早くも熱狂。ライブは、ここからメドレーを含む全32曲を怒涛の勢いで展開していく。

炎が燃え盛る中で披露された「Drown Out The Noise」、パフォーマー同士がセンターステージで向かい合って踊る「THE POWER」と序盤からアクセル全開に。「The Typhoon Eye」ではRIKUの合図をきっかけに、観客全員がジャンプして会場全体を揺らした。

激しさだけでなく、ストーリー性のある演出で魅せる場面も。長谷川慎は、「JUST ALIVE」で主演ドラマ『顔のない患者-救うか、裁くか-』(カンテレ・フジテレビ系)とリンクしたソロパフォーマンスを披露。何かから逃れるように花道を駆け巡り、包帯の巻かれた椅子やレントゲン画像を取り入れた演出で、ドラマさながらの緊迫感を描き出す。苦悩する長谷川のもとに藤原樹が現れ、“まこいつ”のコンビ名で親しまれる2人が絡み合うような官能的なステージを作り上げる。

続く「⽚隅」では、藤原が一人で白いバスタブに腰を下ろし、切ない表情を浮かべながら水差しや花に触れる。この一連の演出は、まるで一瞬一瞬が絵画のような美しさだった。

「Nobody」ではムーディーな空気を一変させた。生バンドの演奏にあわせて、川村がスタンドマイクで歌い始めると、LIKIYA、鈴木昂秀、神谷健太が客席からサプライズ登場。DJとしても活躍する龍は、MPCを駆使した演奏で多彩な才能を見せつけた。

さらに「One More Kiss」で会場は再び甘い雰囲気に。吉野が素肌にシャツを羽織り、香水を浴びる姿を見せてから、一輪の赤いバラを手にソロで歌唱。曲の途中でそのバラを観客の一人へプレゼントすると、会場からは黄色い歓声が上がった。

岩谷翔吾、浦川翔平、陣によるしなやかなダンスが色気を漂わせた「Sleepless Lonely Night」から、壮大なバラード「INTO THE LIGHT」へ。水や星空、光の粒が映し出される幻想的な空間が広がる。山本、武知海青、与那嶺瑠唯、後藤拓磨がエモーショナルなダンスで魅せる中、RIKUはヘッドセットマイクで激しく舞い踊りながらも、透明感のある歌声を高らかに響かせる。ラストはアカペラで歌い上げ、その圧倒的な歌唱力で観客を魅了した。

ここまでバラードソングを中心に没入感のある演出が続いていたが、MA55IVEメンバー率いる「MAJI-YABAI」を皮切りに、ライブのボルテージは再び急上昇。ウエスタン風の衣装に着替えたメンバーが、アグレッシブに踊りまくる。

“EXILE TRIBUTE”の文字が大きくスクリーンに映し出されると、EXILEのルーツでもある「New Jack Swing」、疾走感あふれるダンスチューン「No Limit」「real world/Fly away」とカバー楽曲を次々に披露。リスペクトと愛を込めたステージを繰り広げた。

与那嶺のソロダンスから始まったのは、常夏ムード全開のメドレーフェーズ。「HEATWAVE」「LA FIESTA」「Summer Riot ~熱帯夜~」と情熱的なラテンナンバーを立て続けに投下し、外の暑さに負けない灼熱の空間をアリーナに作り上げる。

「SUMMER DAYS」では、メンバーが会場に散らばってRAVERSのすぐそばへ。手を振ったり煽ったりと、思い思いにファンサービスを届ける。ステージ上では、川村が武知とハグを交わすなど、メンバー同士の微笑ましいやり取りも見られた。

ここまで約1時間半、MCなしのノンストップでハードなライブを繰り広げてきたTHE RAMPAGE。本編ラストの楽曲を届ける前に、メンバーが今の思いを語る。

龍は「一曲一曲噛みしめて踊りました。毎公演全部違う、僕たちにしかできないパフォーマンスや、その瞬間で生まれるライブが本当に僕は好きです。みなさんと共有できて嬉しかったです」と語り、藤原は「ステージ上から見える、みなさんのキラキラした笑顔と声援がパワーになりました。めちゃくちゃ幸せでした。みんな愛してます」と、RAVERSへの感謝をストレートに伝えた。

一方後藤は「このツアーで僕たちが元気を与えなきゃいけないのに、皆さんから元気をもらいすぎました。この力を筋肉に変えて頑張ります!」とコメント。「RAVERSのことタンパク質やと思ってる?!」と陣からツッコミを受け、会場は笑いに包まれた。

川村は、「ツアーを支えてくれたみなさん、改めてありがとうございました。大阪公演で大歓声を耳にしたときは、本当に戻ってきてよかったなと思ったし、今日もみなさんとお会いできてよかったなと思っています。これからも一つひとつ、やれることを精いっぱい頑張ります」と、すべての人への感謝を口にする。

そして、最後は陣が、「RAVERSを一番幸せにできるのが自分たちじゃないといけないなと思っています。みなさんが一人になっても、僕たちが仲間やし味方やし、逆に僕たちが困ったことがあったら遠慮せずに甘えさせてもらいたいと思っています。僕たちと出会ってくれてありがとうございます」と締めくくると、会場は温かな拍手に包まれた。

それぞれの思いを直接伝えたあとに、感謝の気持ちを乗せて届けたのは「Seasons」。「自分たちが輝ける理由はみなさんがいるから。いつも僕らに輝きをくれてありがとう」。吉野が代表して思いを言葉にすると、16人は客席へ語りかけるように歌いあげる。メンバーとRAVERSが互いの存在を確かめ合うような、温かな時間が流れていた。

感動に満ちたフィナーレだったが、アンコールでそのムードは一変。口元に黒いマスクを着けた武知が、プロレスの入場さながらの演出で登場し、メンバー全員で「BREAK IT DOWN」を披露。武知はチェーンのネックレスを噛みながら荒々しく踊り、途中でタンクトップをぶち破るという豪快なパフォーマンスで、再び会場に火をつける。

サングラスをかけて登場した川村が、「生き方誇れるやつだけで行こうぜ。熱狂と感動の向こうへ。いくら感謝しても足りないだろう。待っていてくれたみんなありがとう。心配しなくてもう大丈夫」と、力強いラップに、RAVERSたちへのメッセージをのせる。

さらに「SWAG&PRIDE」「24karats STAY GOLD」「24karats GOLD GENESIS」を連続で投下。山本の「何が10周年だよ、ここから始めなきゃ意味ねぇだろ! 俺らがLDH背負ってきてんだ、よく見とけよ」という煽りの通り、攻めのステージを繰り広げる。

そして、LIKIYAの「俺らで新たな時代を作っていく! 全員拳を掲げろ!」という叫びから始まったのが、この日のラストナンバー「100degrees」。THE RAMPAGEを象徴するアグレッシブなヒップホップソングだ。重低音が鳴り響く中、一人ひとりがソロダンスを披露し、磨き上げたスキルをぶつけ合う。

大歓声に包まれる中、川村は「次は12月31日、福岡で会いましょう」とさりげなくカウントダウンライブの開催を発表。興奮冷めやらぬまま、ツアーは大団円を迎えた。

本公演では、川村が伝えた福岡・北九州メッセでの単独カウントダウンライブ『THE RAMPAGE COUNTDOWN LIVE 2026→2027』の開催に加え、9月スタートの『仮面ライダーマイス』(テレビ朝日系)の主題歌に新曲「One Shot」が起用されることや、そしてEXILE THE SECOND、DOBERMAN INFINITYとのコラボ曲のリリースも発表された。

6年越しの全国ツアーを遂に完走し、RAVERSとの絆をより確かなものにしたTHE RAMPAGE。当時拾い切れなかったピースをつなぎ合わせた先にあったのは、単なるリベンジではない。16人それぞれが経験を積み、より強く自由になった今だからこそたどり着けた新たな熱狂だった。それぞれの個性を束ねて唯一無二のエンタテインメントを作り上げるTHE RAMPAGEが、来年は10周年イヤーを迎える。

ライブ情報

『THE RAMPAGE COUNTDOWN LIVE 2026→2027』

■公演日程

2026年12月31日(木)
開場:20:30 開演:22:00

■開催場所

福岡・北九州メッセ

■チケット料金

1. 全席指定 ¥13,200 (チケット代 ¥12,000+税)

2. プレミアムチケット:¥19,800 (全席指定:¥12,000+アップグレード:¥6,000+税)

3. プレミアムチケット(オリジナルグッズ付き):¥26,400(全席指定:¥12,000+アップグレード:¥6,000+オリジナルグッズ:¥6,000+税)

※2.3.プレミアムチケットはTHE RAMPAGE OFFICIAL FAN CLUB先行抽選予約・THE RAMPAGE GLOBAL OFFICIAL FAN CLUB先行抽選予約の購入者限定受付(EXILE TRIBE FC先行抽選予約は受付対象外)となります。

▼詳細はこちら
https://www.ldh-liveschedule.jp/sys/tour/44153/

▼THE RAMPAGE 公式サイト
https://therampage-ldh.jp/


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