Culture Cruiseでは音楽を中心としたカルチャーメディアとして、2017年より運営してきた。
ここで取り上げることのほとんどが、誰かが曲をリリースしたことに関するレビューであったり、誰かが発信している音楽についての感想…みたいなひとり言…?だったりする。
曲を聴いて何かを感じることは自分にとってのインプットであり、その感じたことを記事にすることはアウトプットである。
そのアウトプットでさえも、誰かの作品についての記事であるわけだ。つまり、アウトプットと言っても、私自身は何も生み出していない。作り出していない。
とても受動的だと思った。ライターなのに、まったくクリエイティブではないではないか。
対象となるその“誰か”には、三代目JSBだったりI Don’t Like Mondays.だったり、洋楽も含めいろいろなアーティストを取り上げてきた。
その方々はみんな、努力して苦労して情熱を注いで、毎日を精一杯生きて最高のものを届けてくれている。私はそれを、ただ取り上げて記事にしているだけのことだ。
本を取り上げても、カフェをレポートしても、何にしたって誰かのアウトプットである。私が今の段階で、少なくともCulture Cruiseでできるアウトプットは受動的なのだ。
そう考えると、能動的にアウトプットしている人って限られているんだなぁと思う。何かを犠牲にしたり、精神を削って作り上げていることだってあるはずなのだ。
ならば、せめて私は、彼らの情熱を少しでも読者の皆さんに伝える「橋渡し役」くらいにはなりたい。
彼らの情熱が、1%も不足することなく、読者の皆さんに何かの形で届くことを目指したい。虹みたいになっちゃいたい。
「誰だよ?」って感じなんだけど、私もライターの端くれとして、内容は何にせよ「伝える」という使命くらいは果たしたいし、果たさないとこの仕事をする意味がないのだ。
読者の皆さんが、「このアーティストがやっぱり好きだなぁ」「素晴らしい音楽を届けてくれているんだなぁ」と、魅力を再発見できるような、何か気付きを得られるような場になれば、少しは浮かばれるかもしれない。
私に今できることはこれくらいだけど、アーティストはもちろん、読者の皆さんに対してのリスペクトを忘れずに、Culture Cruiseは航海を続けていきたい。
まとまりのない文章で、読みにくくてごめんなさい。冷静になってまとめようとすると、本当の気持ちを上手く伝えられないので、思いのまま言葉にしました。
そして編集すると心からの言葉ではなくなってしまうので、このまま公開させてください。読んでくださってありがとうございます。