二宮和也初の新書『独断と偏見』が累計発行部数22万部を突破

集英社新書から6月17日に発売した『独断と偏見』の6刷が決まり、累計発行部数22万部を突破しました。

この新書は著者である二宮和也が、エンターテイナーとしての思考、 ビジネス論や人づきあいの流儀、会話術から生死観に至るまで、縦横無尽に語りおろした1冊。

発売から瞬く間に反響をよび、発売直後に発表された「オリコン週間BOOKランキング」形態別「新書」で1位(※1)を獲得した後も、4週連続でその座をキープ(※2)。

8月5日にトーハンが発表した「週間ベストセラー」でも6週連続で新書第1位(※3)に。幅広い世代の読者からの支持を集めています。

※1)オリコン調べ2025/6/30付︓集計期間︓2025年6⽉16日(⽉)〜6⽉22日(日)
※2)オリコン調べ2025/7/21付︓集計期間︓2025年7月7日(月)〜7月13日(日)
※3)トーハン調べ

新書編集部に続々と届く読者からの声

集英社新書編集部に届いた『独断と偏見』に関する読者からのご意見・ご感想の一部をご紹介

●「ここまで考えて生きているだろうか…」自分に問いかけたくなりました。これからの人生、胸に留めておきたい言葉たちに出会えました。(20代)

●献身、策士、純真、この多様性がどこから生まれるのか、もう一度じっくり読み込みます。(60代)

●人生の岐路に立った時、読み返したい一冊です。(40代)

●精神論とかではなく、単にシンプルに、自分を信じて生きている姿がうらやましく、かつ感銘を受けた。(60代)

●私に”新書”という世界を教えてくれました。(30代)

●なぜかスッと入ってくる。彼にしか紡げない言葉がある。(20代)

●著者より少し上の世代になるが、自らの人生の歩み方を省みる時、頼りになる、考え方をクリアにしてくれるものだと思った。(50代)

●心に残る言葉が沢山あったので繰り返し読みたいと思います。(40代)

●タイトル通り、著者自身の考えである。正しいとかそういうことではない。しかし、彼自身が人や事象に真摯に向き合ってきた人生がまじめに応答されていてストンと腑に落ちる、心地よい一冊。(60代)

●新書を初めて手にしました。読みやすくて、押しつけがましくなくてすんなりと読みやすい。(50代)

●腑に落ちる部分と納得する部分が多く、ゲームの攻略本のような気持ちでした。(20代)

●とても読みやすく作者の声で内容が聞こえてくるような感じです。何度も読み返してお守りのようにいつもそばに置いています。(60代)

書店員からのコメント

●純粋に社会人として、同僚や上司に居たら面白い方だと感じました。

同期だったら‥‥嫉妬しているかも。

二宮さんの言葉を「聞いている」感覚で読めるので、新書ビギナーにもお勧めです。

――紀伊國屋書店 梅田本店勤務

●物事の捉え方や価値観は主観の域を出ない、自分を委ねるには足りないもので

だからこそ、いつでもひとりで背負う覚悟を持って決断する。

実に二宮さんらしいタイトルで、そのことは本書から余すことなく伝わってくる。

――紀伊國屋書店 新宿本店勤務

『独断と偏見』の本書から一部抜粋

人材育成について――第2章「適材適所」より

生みだすことがしんどい人もいれば、ふくらませるのが得意な人もいる。だから、まずは一回意見を言わせてみる。好きな分野で好きなことを、まず自分で試してみてください、と。それで出てくる案はすぐには使い物にならないかもしれない。でも、案を生みだしてみないと社会のニーズとどうずれているのかわからないし、教育のしようもない。是正はいつでもできるから、やらせてわかってもらうしかないよね。
メンタルケアについて――第4章「喜怒哀楽」より

そもそも僕は僕に興味がないから自分の評価を気にしていなくて、そこでどんなにネガティブな意見があっても打ちのめされたりしないんだよね。(略)エゴサーチをしているのは、褒められたいわけじゃなくて、修正点を見つけるため。もうこの歳になると面と向かって怒られないからね(笑)。
お互いのモチベーションの保ち方――第5章「一心同体」より

チームから不平不満が出てくるときって、たいていかかわる人間の数とプロジェクトの内容や規模が見あっていないときだという気がする。(略)僕の場合は、必要以上にチームを大きくしない。

書籍について

タイトル:『独断と偏見』
著者:二宮和也
発売日:2025年6月17日(火)
頁数:192ページ 
定価:1,100円(税込10%) 
判型:新書判
ISBN:978-4-08-721368-3

集英社新書

※電子版も発売中
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【著者プロフィール】
二宮和也(にのみや・かずなり)

1983年6月17日生まれ、東京都出身。1999年、アイドルグループ「嵐」のメンバーとしてデビュー。映画やドラマ、バラエティ、CMなど幅広く活躍。最近の主な出演作品に映画『ラーゲリより愛を込めて』『アナログ』、ドラマ『ブラックペアン』シリーズなど。最新映画は『8番出口』(8月29日公開)。2016年、映画『母と暮せば』で第39回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞。雑誌「MORE」の連載をまとめた書籍『二宮和也のIt [一途]』を2024年11月に集英社より刊行。

レーベル発刊25周年を迎えた「集英社新書」について

“知の水先案内人”をキャッチフレーズに、1999年12月に発刊されたレーベル。大量に流れ込む情報の海を泳ぎ渡るための「知識に裏付けされた知恵」を提供=案内する「真の意味での実用書」をコンセプトとする。旬な人物やタイムリーな話題を掘り下げる一方で、集英社ならではのエンターテインメント性と「知」を接続する企画にも挑戦し、幅広い世代が手に取りやすい新書を目指します。


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