【LIL LEAGUE・KID PHENOMENON】タイ・バンコクで開催の「JAPAN EXPO THAILAND 2026」出演レポート

LDH JAPAN所属のLIL LEAGUEとKID PHENOMENONが、2026年2月8日、タイ・バンコクで開催されたアジア最大級のジャパンカルチャーイベント「JAPAN EXPO THAILAND」に出演した。

LIL LEAGUEにとっては、2025年9月開催の「バンコク日本博」に続く2度目のタイ公演。一方、KID PHENOMENONは今回が初のタイステージとなった。会場を埋め尽くしたバンコクの観客を前に、それぞれのスタイルで確かな存在感を刻み込んだ。

「JAPAN EXPO THAILAND」は日本の音楽、アニメ、ファッション、グルメなど多彩なカルチャーが一堂に会するアジア最大級のイベント。会場となる東南アジア有数の巨大ショッピングモール・centralwOrldには、毎年タイ国内のみならず周辺国からも多くのファンが訪れ、期間中は数十万人規模の来場者で賑わう。

日本の最新アーティストや注目グループがパフォーマンスを披露する場としても知られ、アジアに向けて日本の音楽シーンを発信する重要なステージでもある。

本番直前、突如として降り出した雨。しかしその悪天候にもかかわらず、会場には多くの観客が集まり続けていた。日本語とタイ語が入り混じる独特のざわめきと熱気。その光景からは、この瞬間を待ちわびてきた観客の強い想いがはっきりと伝わってくる。

KID PHENOMENON 若さと衝動で切り拓く、初のタイステージ

先陣を切って登場したのはKID PHENOMENON。オープニングナンバー「Party Over There」とともにステージに現れると、若さと爆発力を前面に押し出したパフォーマンスで、一気に空気を塗り替えていく。

遠藤翼空と山本光汰のボーカルが重なり合い、キレのあるダンスと豊かな表情が楽曲の世界観を鮮明に描き出す。初見の観客も含め、会場のボルテージは瞬く間に上昇した。

「Wheelie」では、佐藤峻乃介の煽りをきっかけに、自然発生的なコール&レスポンスが生まれる。言語や文化の違いを越え、同じ熱量を共有するその瞬間、KID PHENOMENONが持つ「場を一気に掌握する力」が、はっきりと可視化された場面だった。

MCでは、メンバーそれぞれが練習を重ねたタイ語で自己紹介。リーダーの夫松健介がタイに来てから覚えたというタイ語の早口言葉に挑戦すると、会場からは大きな歓声が上がる。川口蒼真がタイ料理の話題を振れば、「カオマンガイ!」「プーパッポンカリー!」と元気な声が飛び交い、会場は一気に和やかな空気に。ステージ上で見せる勢いと、素顔の親しみやすさ。そのギャップもまた、海外の観客の心を掴んでいた。

後半は一転して、最新曲「Black Flame」でカリスマ性あふれる表情を見せる。鈴木瑠偉のアドリブを交えた振り付けが楽曲の緊張感をさらに高め、続く「存在証明」では、日本カルチャー好きが集まった会場からひときわ大きな歓声が上がった。岡尾琥珀を中心としたダンスブレイクも鮮烈で、初ステージとは思えない完成度の高さを印象づける。

ラストの「Unstoppable」では、タイの熱気を真正面から受け止め、それをさらに増幅させるような迫力のパフォーマンスを披露。勢いだけに頼らない確かな表現力で、KID PHENOMENONは“初めて観たら忘れられない存在”として、バンコクの観客の記憶にその名を刻んだ。

 バンコクの地で際立ったLIL LEAGUEの表現力

その熱気を引き継ぐように登場したのがLIL LEAGUEだ。オープニングは「Rollah Coaster」。軽快なサウンドに乗せたしなやかなダンスと、余裕を感じさせる表情で、会場を心地よい高揚感で包み込んでいく。

岩城星那の安定感あるボーカルが伸びやかに響く中、観客との距離を少しずつ縮めながら自然体で空気を掌握していく。その姿からは、ステージ経験を積み重ねてきたグループならではの説得力がにじんでいた。

「Lollipop」では、ミステリアスかつパワフルな楽曲世界を存分に表現。百田隼麻や難波碧空の表情豊かなパフォーマンスが強い存在感を放ち、会場の空気は一気に和らいでいく。初見の観客も思わず体を揺らし、視線は自然とステージへ。親しみやすさと高い表現力を兼ね備えたステージングで、LIL LEAGUE らしさ溢れる印象的な一曲となった。

MCではタイ語のみでのトークに挑戦。工夫を凝らした自己紹介や覚えたフレーズを披露するたび、温かい拍手と歓声が送られる。中村竜大が投げかけた一言には、ひときわ大きな黄色い歓声が上がったり、岡尾真虎がタイの食べ物のおいしさを表現する様子に思わず会場が笑いに包まれるなど、言葉の壁を越えて積極的にコミュニケーションを取ろうとする姿勢が強く印象に残った。

後半は「LIKE A MOVIE」から再スタート。映画を観ているかのような世界観を感じさせる歌唱と、観客一人ひとりに想いを届けようとするステージングが重なり、言語を越えて物語が伝わる感動的な空間が生まれる。

「刺激最優先」では一転してアグレッシブな表情を見せ、途中のダンスブレイクではメンバーが入れ替わりながらコミカルにスタートしつつも山田晃大を中心とした迫力あるダンスを披露し、会場の熱狂は最高潮に達した。

ラストを飾った最新曲「LILMATIC」では、クラシック音楽をモチーフにしたヒップホップ色の強いサウンドに乗せ、それぞれの個性が鮮明に浮かび上がる。自信と余裕に満ちたステージングで、LIL LEAGUEというグループの多彩さと確かな実力を、バンコクの地に強く印象づけた。

 次のステージへ——バンコクに刻まれた確かな一歩

両グループのステージを通して浮かび上がったのは、言葉や国境を越えて届く“音楽とパフォーマンスの力”。これまで同じEXILE TRIBEのBALLISTIK BOYZ やPSYCHIC FEVERが歩みを刻んできたこの国際的な舞台で、LIL LEAGUEとKID PHENOMENONもまた、日本発ボーイズグループとして確かな存在感を示した。

ともにNEO EXILE世代を担う存在である2組。今回のステージは、単なる海外公演にとどまらず、彼らがこれから描いていく未来への確かな一歩となった。バンコクの地で交わされた歓声とまなざしは、次なる挑戦へと確実につながっていくはずだ。

なお前週には、同じくNEO EXILE世代の THE JET BOY BANGERZと WOLF HOWL HARMONYがタイ・カオヤイで開催された「MUUJI FESTIVAL」に出演。

さらに2月6日にはLIL LEAGUE、KID PHENOMENON、WOLF HOWL HARMONYの3組が集結した「Thailand Music Countdown」スペシャルイベントも実施されるなど、フェス、音楽番組、カルチャーイベントと多彩なフィールドで、NEO EXILE世代は着実にタイでの存在感を拡大し続けている。

終演後コメント

■LIL LEAGUE 岩城星那

日本で生まれた僕たちが国を超え、愛されるグループになりつつあると実感させてくれたタイの皆さんと、JAPAN EXPO THAILAND 2026の空間に心から感謝します。

これからも、LIL LEAGUEの音楽やエンタテインメントが言葉の壁を超え、みなさんの人生の一部を彩るものとなれるよう、精一杯頑張ります。

■KID PHENOMENON 夫松健介

 初めてのタイでのパフォーマンスだったので、物凄く楽しみにしていたのですが、予想を遥かに上回るタイの皆さんのパワーを感じることが出来て、本当に幸せでした!

また皆さんと一緒に最高の時間を過ごせるようにレベルアップしてきます!

これからも応援よろしくお願いします!

セットリスト

■LIL LEAGUE

1. Rollah Coaster 
2. Lollipop
3. LIKE A MOVIE
4. 刺激最優先
5. LILMATIC

■KID PHENOMENON

1. Party Over There
2. Wheelie
3. Black Flame
4. 存在証明
5. Unstoppable

▼プレイリストリンク
https://kplive.lnk.to/JPNEXPO