インタビュー『手越祐也 LIVE TOUR 2025 NEVER END』リリース「世界観の違う2つのライブを収録」

手越祐也のライブBlu-ray&DVD『手越祐也 LIVE TOUR 2025 NEVER END』がリリースされた。この作品は、2025年5月にリリースした自身初のベストアルバム『手越祐也 SINGLES BEST』を引っ提げて行った7度目のソロツアー『手越祐也 LIVE TOUR 2025 NEVER END』(全国10箇所18公演)から、2025年9月15日に立川ステージガーデンで行われたファイナル公演の1部&2部を完全収録したもの。

1日2公演、しかも1部と2部では全く異なるセットリスト&演出で魅了したステージを余すことなく収め、手越のマネージャーが撮影した超超至近距離・激レア映像「Behind The Scenes」を今回も収録。ライブの本編に加えて、バックステージやオフショット映像など、手越のライブの表・裏を大放出というファン垂涎のラインナップとなっている。

さらに、5月20日には今回のライブ音源Show1&Show2共に配信リリースも決定、本日よりPre-add / Pre-save(配信予約)もスタートしジャケ写も公開となった。ライブに定評のある手越祐也のライブの臨場感を映像だけでなく音源でも楽しめることとなった。

発売にあたり、昨年のツアーやこの作品について、加えて2026年度のツアーへの思いを語ってもらった。

手越祐也 オフィシャルインタビュー

ーー完成した作品を見た率直な感想をお願いします。

手越祐也:ダンサーズもバンドメンバーも、僕自身も含めてみんなキラキラしていてかっこいいなというのを感じましたし、ここ何回かのツアーでは必ずDay.1、Day.2でセットリスト2つ作っているのですが、今まではどちらかしか映像商品に残すことができなくて。両方のライブをライバル同士で戦わせるぐらいの勢いで、本気のものを2つ分作ってきたので、今回やっとその2つの作品を両方とも映像化できるのが嬉しいです。

ーー改めて映像で見るステージ上のご自身のパフォーマンスについて、どんな感想を持ちましたか。

手越:誰よりもかっこいいなと思います! ライブではアーティストの性格とかステージの作り方など様々なものが反映されていますが、まず自分が自分のライブを「かっこいい!」と胸を張って言えない者は、ステージに立つべきじゃないと思ってるんです。ファンの方や会場に足を運んでくれる方は、それこそ遠征ともなれば移動の新幹線や飛行機にお金がかかるし、場所によって1泊するとなればホテル代もかかる。グッズも早くから並んで手に取ってくれていて。その金額を払うことは簡単なことではないと思うんです。だからこそ、アーティスト側は間違いなく100人が見たら100人が「かっこいい」って言ってくれる「素晴らしいライブだ」と言ってもらえるライブを作っている自信がないのであれば俺はやらないべきだと思っているんです。今回収録のShow.1、Show.2ともに、ライブを作るためには僕だけじゃなくてダンサーズだったりバンドメンバーもそう。「Behind The Scenes」のドキュメント映像を見ていただいたらわかると思いますが、本当にたくさんのスタッフの方のパワーが集結してライブが出来上がっているので、このパワーが伝わるようなライブは作れたんじゃないのかなと思います。

ーー「Behind The Scenes」では、バンドメンバーやダンサーの皆さんの笑顔が印象的でした。現場の雰囲気作りは意識されたのでしょうか。

手越:僕は基本的にバラエティにしても歌にしても、仕事は楽しくなきゃ意味がないと思っているんです。ライブを作る時も同じで、自分だけがかっこいいとか偉いって1ミリも思っていなくて。僕が先頭に立って、ダンサーズよりバンドメンバーより前に立って歌って踊ってるってだけで、舞台監督から音響チームから照明チームまで、みんなが平等。みんなが同じパワーで、同じ立場で意見を出したりディスカッションをしたり、アイデアを出したりという風に僕は作っていきたい。だからこそダンサーズ、バンドメンバー、スタッフのみんなとすごく距離が近いんです。

ーー今回初となる1部、2部の公演を丸ごとディスクに収めることになった経緯は?

手越:予算的に頑張ってくれたから(笑)?

スタッフ:もちろん!予算もですけど、ファンの方からの要望をたくさんいただきまして、これまで全てを収録した映像がなかったので、ぜひやりたいというスタッフの思いも入っています。

手越:僕がファンだったら、やっぱり両方見たいですよね。曲もほぼ全曲違う。伝えたい世界観や作った世界観が全く違うので。僕は2つのライブを戦わせているぐらいの気持ちで作っていて、今回で言うと、例えばDisc1の方がすごいかっこよく作れたらDisc2ももっと上回るものを作らなきゃと思うし、その逆もしかり。その分バンドメンバーとダンサーズ、スタッフの皆さんは大変ですけどね(笑)。本来こんなスケジュール感ではできないと思うし、リハーサルも半分でいいはずだし。2回分通しでリハーサルをしますしね。

ーーそれに加えてホールでの公演もありました。

手越:ホールでの公演も当日仕込みの、当日リハーサルをして本番を迎えたので、完璧なものを作るためにギリギリまで照明の直しとか演出の細かい部分を調整していました。シンフォニックコンサートでさえ、昼と夜を変えていますから(笑)。やっぱり曲ってステージで披露して作っていけばいくほど成長していくものなので。ここまでの5、6年「シナモン」という楽曲からスタートした僕のソロプロジェクトは、本当にありがたい話で、素晴らしい楽曲を作っていただいたり、周りの方から協力をいただいたりで、楽曲がどんどん増えていきました。その中で1つのセットリストしか作らないと、ほとんどの曲が1回のツアーで表現できないことになってしまうので、曲を披露する自分たちを育てるという意味でも、その全ての曲が披露できるようなものをやりたいというところからのスタートでした。

ーーそんな中で「Behind The Scenes」にもありますが「トリガーを仕込んでいます」という話で、ファンの皆さんを喜ばせるサプライズも仕込まれていました。

手越:今回初めての試みとしては、ツアー通して「シルエット」というこれまで披露したことのない楽曲をセットリストの大切なところに入れました。「あれはなんだろう?」っていう、いい意味でのファンの戸惑いを誘うというところは、演出も含めてすごくこだわりました。

ーーSNSでも話題になっていました。

手越:Instagramでもメッセージをいただいたり、僕のストーリーでメッセージを載せて送ってきてくれたりする人もいましたし。あと、僕のチームメンバーもしっかり見てくれていて「ファンのみなさんが喜んでくれていましたよ」と話題になっていると報告を受けました。ライブ作る時って見てくれる、来てくれた方がここで喜んでくれるだろうなとか想像しながら作っていくので、自分が仕込んだサプライズ以上の反応が返ってきてくれるとやっぱり嬉しいですね。

ーー映像の全てに愛情が注がれていると思いますが、中でもイチオシのシーンは?

手越:Disc2の「ドラキュラ」演出ですね。あのパートはバンドメンバーがその場で即興で演奏して、僕の動きに合わせてくれていて。ダンサーズとのタイミングや、噛みついた時に照明が切り替わるタイミングなどもそうですが、ここはみんなで意識を合わせましたね。

ーー 一発勝負ですもんね。ライブ本番でも緊張されましたか?

手越:もう自信がつくまでリハーサルを重ねてきたので、本番はもうただただ楽しむだけでした。あそこはダンサーズと僕ら全員でちょっと芝居も入ってくる場面で、ああいうのは楽しいですね。

ーーダンサーズのみなさんをはじめ衣装や照明など、スタッフとの打ち合わせで特に印象に残っている会話は?

手越:アーティストによって演出や衣装、照明など最後まで口を出す人もいると思うのですが、僕は割とその反対派で、やっぱり照明チームにはその専門分野でプロの方々がいて、それは音響チームもそうだしスタイリストやヘアメイクたちも。やっぱり餅は餅屋だと思うので、その専門分野の人たちの頭脳もライブの演出に活かしたいんですよ。自分だけの頭で考えちゃうと、自分の頭にない発想だったりがあるかもしれないのにそれ以上手が届かない。それぞれのプロフェッショナルの分野の人が「俺はこうやった方がライブが良くなると思います」「この衣装がかっこいいと思います」「この照明がいいと思います」っていうのをまず見て、その専門分野の知識を持つ人たちのアイデアをいただいた上で、ここの照明のタイミングはこっちがいいなとか、ディスカッションをしながらお互いのアイデアの中から一番いい着地点見つけていくっていう作り方をしています。

ーー「Behind The Scenes」でダンサーのNaOさんがコミュニケーションを取る時間がすごく多かったと話していました。自然な会話の中で決まっていくことも多いのでしょうか?

手越:僕は打ち合わせでもそうなんですけど、前もって会議のために自分のアイデアをバーって並べて持っていくタイプではなく、リハーサルをしながら、ここでこんなことできるなとか「ドラキュラ」の演出もそうですが、例えば「導火線」で後ろに流れ星が流れるとか。そういうのをリハーサルしながら、「この歌詞に何かマッチできないかな」っていう提案をして、スタッフの皆さんが「これはできるな」「これはできないけれど、逆にこんなアイデアに変えたらいけるけどどう?」みたいな風に作っていきますね。いきもの的に作っていくという感覚です。

ーー会議室で打合せを続けるよりは、動きながら決めていくスタイル?

手越:僕はそうですね。事件は現場で起きてるでしょ!スタイルです(笑)。会議室でずっと打ち合わせするよりも、動きながらの方がアイデアが出るタイプなので。バンドメンバーと音を鳴らして、ダンサーと一緒に鏡の前で踊って、その中でこんなことができるんじゃないかと話し合っていきます。

ーー早くも次のライブ『手越祐也 LIVE TOUR 2026 SUPER STAR』が6月3日からKT Zepp Yokohamaからスタートします。自らハードルを上げ続けて、それを超え続けている手越さん。現時点で考えていることは?

手越:この前、第1回目の演出やセットリストを含めた打ち合わせをしたばかりなんです。この『NEVER END』のツアーで、僕らのパフォーマンスも楽曲のクオリティもすごく育てることができたと思いますし、僕としてはT.N.Tで全国ツアーが5月1日まで。5月4日、9日には『手越祐也 Symphonic Concert 2026 Vol.5』があって。その約1か月後に新たな全国ツアーがスタートするんですけど、この『NEVER END』のファイナル、9月15日の立川ステージガーデンから1年も経たない中でめちゃくちゃ歌ってきた。この1年弱でボーカル力…歌いまくれば歌いまくるほど声も出るようになるし、表現のレパートリーも増えていく。このBlu-ray&DVDに入っている手越祐也よりも、今の手越の方が確実に表現力が高いと思うので、この1年弱、歌いまくった状態で、また改めてこのソロの楽曲たちをどういう風に仕上げられるのか。9月15日時点の自分のその歌の表現力と、そこからいろんな経験や景色を見させてもらいました。今の自分がこのソロの楽曲を歌うとどうなるのかっていうのが、自分でも楽しみです。

ーー最後にファンのみなさんへメッセージをお願いします。

手越:この『NEVER END』は、自分が愛情を込めて作った作品ですけれど、本当に胸を張っていいライブを作れたと映像のチェックをしていても思いましたし、それを一緒に盛り上げてくれてるバンドのメンバーの演奏のクオリティも半端じゃないし。ダンサーズたちも本当に、(「Behind The Scenes」)NaOの言葉にもありましたけど、リハーサルを含めてたくさんの時間を共にしてステージを作っていって。照明のタイミングだったり、アイデアだったり。もっとクオリティを上げようと、どんどん洗練されていったライブが、このDisc1、2で描かれています。ライブがどういう風に作られていったのか、一瞬だけ演出のプロフェッショナルの部分でピリっとした部分もちゃんと入っているように、全員が真剣に、僕を含めた演者と、そしてスタッフの皆さんが全力でこのライブを作り上げていく様子も「Behind The Scenes」で見られます。本当に盛りだくさんの内容になっているので、ツアー映像としても楽しんでほしいと思いますし、手越祐也のライブ欲をあげていただいて、また次の『手越祐也 LIVE TOUR 2026 SUPER STAR』に来ていただけたらと思います。

配信リリース情報

手越祐也 LIVE TOUR 2025 NEVER END

2026年5月20日(水)  Digital Release

手越祐也 LIVE TOUR 2025「NEVER END」 -Show1-

▼Pre-add/Pre-save
https://lnk.to/neverend_show1pre

手越祐也 LIVE TOUR 2025「NEVER END」 -Show2-

▼Pre-add/Pre-save
https://lnk.to/neverend_show2pre

Blu-ray&DVD リリース情報

手越祐也 LIVE TOUR 2025 NEVER END

2026年5月13日(水) RELEASE

■価格(税込)

・Blu-ray2枚組 ¥14,000(FLXF-1009)
・DVD2枚組 ¥12,000(FLBF-8119)

▼詳しくはこちら

Blu-ray
http://www.forlife.co.jp/disco/flxf1009

DVD
http://www.forlife.co.jp/disco/flbf8119