【ライブレポート】CIRRA デビュー日にリリースイベント“CIRRA MEET YOU”を開催

E-girls二代目リーダー佐藤晴美がプロデューサーを務めたオーディション番組『ガルバト –GIRLS BATTLE AUDITION-』。

そのハイレベルな戦いを勝ち抜いた10人によって結成されたガールズグループ“CIRRA”が、デビュー日となる3月18日、ダイバーシティ東京プラザ フェスティバル広場にてリリースイベント「CIRRA MEET YOU」を開催した。

1st EP『one-way runway / Always』のリリース、そしてグループとしての“始まり”を告げるこの日。

会場にはその瞬間を見届けようと多くのファンが詰めかけ、開演前から期待と熱気がゆっくりと充満していく。

17時を回り、張り詰めた空気を切り裂くように、ステージ裏から響いたのは円陣を組んだ彼女たちの掛け声。その一声を合図に、拍手と歓声が一気に広がった。

10人がステージへと姿を現すと、プレデビュー曲「one-way runway」が投下される。オーディション番組のテーマソングとして昨年12月に配信されたこの楽曲は、CIRRAの原点とも言える一曲。

まっすぐに前へと進む意思を刻むそのパフォーマンスが、この日の幕開けを鮮やかに彩った。

高揚の余韻が残る中、HINATAが真っ直ぐな言葉で感謝を伝える。続くメンバーそれぞれの挨拶には、観客から名前を呼ぶ声が重なり、会場は一体感のある温かな空気に包まれていった。

2曲目に披露されたのは「Close」。曲の始まりは、MYU.S、HINATA、YUNAによるアカペラ。音数を削ぎ落としたその数秒間で、空気は一変する。

観る者の呼吸を奪うような緊張感の中、3人の歌声が繊細かつ力強く、楽曲の世界へと一気に引き込んでいく。この曲の制作は、ボーカルトレーナーとしてオーディションを支えたMayu Wakisakaを中心としたクリエイター陣によるもの。“選ばれたい”“本命になりたい”という切実な感情を恋愛へと昇華した歌詞は、番組放送時から高い共感を集めてきた。その想いを噛みしめるように歌われた「Close」は確かな説得力を帯び、大きな拍手へと結実した。

続く「All for Me」は、90年代の洋楽ダンスミュージックを想起させるミディアムチューン。オーディション最終審査の課題曲として課されたこの楽曲では、それまでの2曲とは異なる表情を提示する。しなやかさと強さを行き来するパフォーマンスは、CIRRAというグループが持つ多層的な魅力を際立たせ、ファンの視線を釘付けにした。

3曲を終え、10人は横一列に並ぶ。ここからは、それぞれの言葉で感謝の気持ちとデビューの心境を語り始める。

メンバーコメント(一部抜粋)

TOA

「たくさんの方に来ていただいて嬉しいです。これからもCIRRAが皆さんにお会いできる機会を増やしていけるように頑張ります」

MYU.Y

「活動中に悩むこともあったけど、ファンの皆さんに会うとパワーをもらえて、悩んでいることが小さいことに思えます。そうなるくらい、ファンの皆さんは私たちCIRRAにとって大切な存在だって思います」

MOMO

「本日CIRRAとしてデビューさせていただきましたが、ここからスタートだと思っています。勢いを増せるように頑張ります」

NIKORI

「デビュー決定からこの日までが長いようであっという間でした。まだまだこれからですのでCIRRAが大きくなれるように頑張ります」

YURARA

「オーディション中は歌声に悩んでいましたが、ファンの皆さんの応援コメントが私の救いでしたし、自信を持ってこのステージに立てているので、感謝の気持ちでいっぱいです。メンバーみんなで支え合って大きくなるのでついてきてください」

MYU.S

「オーディションから応援してくれていた方や、初めてCIRRAを観にきてくれた方もありがとうございます。まだまだ見せられてないCIRRAの魅力がたくさんあると思うので、すべて皆さんにお見せできるようにこれからも頑張ります」

YUNA

「私は2回目のデビューになりますが、ずっと応援してくれている皆さんも、オーディションを通して出会えた皆さんも、私の力になっています。ここからたくさんの夢を叶えて、たくさんの人に勇気を与えられたらと思います」

KOHARU

「3歳からEXPGに通い、何度もオーディションで悔しい想いをしたけど、こうしてデビューすることができて心から嬉しいです。これからは、CIRRAの魅力を世界中の方に届けられるように頑張ります」

MANON

「伝えたいことがいっぱいあります。オーディションのときに未経験で参加しまして、メンバーの皆が応援してくれて、助けてくれて感謝しています。そしてCIRRAを応援してくれている皆さん、ありがとうございます」

HINATA

「オーディション中にたくさんの挑戦があり、プレッシャーや葛藤に打ち勝ちながら、色々な場所から集まったメンバーがCIRRAになりました。この10人でパフォーマンスをして、たくさんの人に魅力を伝えていけることが幸せです。晴美さん、CIRRAを作ってくれてありがとうございます!今度は私たちが皆さんに寄り添って幸せを与えられるグループになっていきたいです。ファンの皆さんとも繋がりの輪で繋がっていると思いますので、皆さんも時代を変える一員です。今後ともCIRRAをよろしくお願いいたします」

こうしてリーダーであるHINATAが「この10人で届けていく意味」と、プロデューサーへの想い、そしてファンとの“繋がり”を力強く言葉にしてMCを締めた。

ラストを飾ったのは「Always」。カウントの後、「Close」をアレンジしたダンストラックが流れ込み、そのまま疾走感あふれるイントロへと接続される。大切な人と離れる不安を抱えながらも前へ進む——そんな等身大の感情を描いた本楽曲は、「one-way runway」と対を成すもう一つの物語だ。

この日が“スタート”であることを自覚しながら、一歩を踏み出すように踊り、歌うその姿は、結成からわずか数ヶ月とは思えないほどの成長を感じさせた。

長いオーディションを経て結ばれた10人の決意。仲間との絆。そしてファンとの確かな繋がり。それらすべてが形となった「CIRRA MEET YOU」は、「Always」の余韻とともに幕を閉じた。

なおこの日はプロデューサーの佐藤晴美も会場に駆けつけ、メンバーを激励。共に歩み出す仲間として、そのデビューを見届けた。CIRRAの旅はまだ始まったばかりである。

▼CIRRA公式サイト
https://www.cirra.jp/

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