【ライブレポート】BALLISTIK BOYZ 2026年のツアーファイナルを飾るアリーナライブ開催

音楽

2026年11月3日、東京・有明アリーナにて『BALLISTIK BOYZ ARENA LIVE 2026 “BEAT BLAST Z” 〜Our Place〜』の千秋楽公演が行われた。

同公演は8月28日に完走した『BALLISTIK BOYZ LIVE TOUR 2026 “BEAT BLAST Z”』を経たBALLISTIK BOYZにとって、今年の集大成となるライブ。

同公演の副題“Our Place”はBALLY’S(ファンネーム)とともに創り上げる居場所や瞬間を意味し、BALLISTIK BOYZの“これまで”と“現在”が合わさったベストライブとなっている。

開演前には囲み取材が行われ、海沼流星、深堀未来、砂田将宏が登場。

意気込みを聞かれると「今年はテーマを掲げて動いていたので、そのテーマに見合った表現ができていると思います。応援してきてくれたファンの方に喜んでいただくのはもちろん、初めて見る方にもLDHやBALLISTIK BOYZのパフォーマンスを見て誇りに思ってもらえるライブをしたいと思って挑ませていただきます」と海沼。

砂田は“Our Place”というワードについても「自分たちが作る、特別な空間にこだわって。そこにいる時はすべてを忘れて楽しめるという空間を作れたらいいなというのを大事にライブを作りました」と語った。

今回2回目となるアリーナ公演について、深堀は「アリーナ公演は自分たちのネクストステップとして掲げていたので、2年連続で、ましてや有明アリーナという大きな会場でやらせていただけるのは嬉しく思います。次はアリーナツアーを目指したいです」と語り、意欲を見せた。

また、12月に発売される砂田の初アーティストフォトブック『MASA』についても、砂田は「出してほしい、見たいという声をたくさんいただいていたので、期待に応えられるなと。ほとんど自分でディレクションして、自分が詰まった作品になったのでたくさんの方に届けば嬉しいです」と笑顔を見せていた。

『BALLISTIK BOYZ ARENA LIVE 2026 “BEAT BLAST Z” 〜Our Place〜』オフィシャルレポート

開演時刻になると、オープニングムービーが流れ始める。映像の中でエレベーターに乗り込んだメンバーたちが、ステージセットの3階部分に登場。

「What’s up Tokyo!」という奥田力也のシャウトにBALLY’Sのテンションが一気に上がり、同公演のキックオフソング「Do Don PA!!」でライブがスタート。会場が一体となり〈Do Don PA!!〉と声を合わせ、クラップで盛り上がる様子からは、ライブを全力で楽しもうという熱気が感じられた。

「CRASH」では「全員、拳を上に掲げて!」という日髙竜太の声を合図に会場中の手が上がる。それに鼓舞されるかのように、メンバーたちも気合いたっぷりな歌声をアリーナに響き渡らせていた。

その後も「Most Wanted」「HIGHER EX」とアッパーチューンが続き、アップテンポなHIPHOPナンバーの「テンハネ -1000%-」へ。この日は曲の途中にダンスタイムを構成。ドラムのビートに合わせた息の合ったユニゾンダンスを披露すると、会場からは大歓声が沸き起っていた。

ここで、砂田、深堀、奥田、海沼、松井利樹、日髙、加納嘉将の順でひと言ずつ挨拶。そのまま、同公演を象徴する「Too Good To End」へとつながっていく。キャッチーなダンスをしながら楽しそうに目を合わせたり、ハイタッチしたりするメンバーの姿が印象的だ。曲終盤のシンガロングパートでは、クラップをしながら会場全員で大合唱。温かな空気が広がっていった。

青い光に包まれて始まったのは、洗練されたエモーショナルなナンバー「Tell Me Why」。さらに、「もう一度皆さん手を掲げて!」という日髙の声を合図に声を出して「Stardust Forever」へと続いていく。最後は、砂田の「まだまだ楽しめるヤツはジャンプしようぜ」でバンドの演奏を止め、約30分間のオープニングパートをノンストップで届けていった。

再び映像が流れると、ステージセットの2階部分に椅子が7脚現れる。イントロだけで客席から歓声が上がった「Animal」。黒ジャケットの衣装に着替えたメンバーたちはそれぞれ椅子に座りながら、艶っぽく歌い上げていく。途中、椅子を使ったダンスブレイクもあり、さらに会場を虜にしていった。

砂田がタイトルをつぶやいて始まった「All of You」では、「Animal」とはまた違った情熱的なセクシーさを披露する。すると、ここで深堀が鏡を叩き割る映像が流れ、会場には雨音が響き渡る。ステージに深堀が一人登場して踊り始めると、「All you need is me」へ。ミドルテンポに合わせた歌とダンスからは、彼らの表現力と実力が存分に伝わってきていた。

ここからはユニット曲パート。まずは深堀、奥田、砂田の「REAKADAWN!!」。ステージを動き回りながら会場の隅々まで煽り、盛り上げたところで海沼と松井にバトンタッチ。センターステージに用意されたソファーに座りながら2人が披露したのは「Golden Hour」。チルな雰囲気が漂う中、オンステージカメラに向かって海沼が投げキスすると、黄色い声援が飛ぶ。また、曲の終わりには海沼が手に持っていた赤いバラにキスをして松井に渡すというシーンもあった。

メインステージに登場した日髙と加納は「Living Loud」を披露。歌唱力をこれでもかと見せつけたり、美しいハーモニーを聴かせたりと、2人のボーカルがたっぷり味わえる瞬間であった。

さらに「Ding Ding Dong」「ANTI-HERO’S」と続き、再び会場のボルテージは上がっていく。

ここでドラムとギターのソロが始まり、勢いをつけると「全員手を上げてイケますか!」と観客を煽る。始まったのは、「We never die」。ステージには炎が上がり、照明もパフォーマンスを派手に彩り、さらに会場の熱気は上がっていく。

続けて飛び出したのは、初パフォーマンスとなる「SAKU -朔-」。同曲は海沼がプロデュースした楽曲で、疾走感あふれるロックナンバー。囲み取材では、「今までのBALLISTIK BOYZになかった色で、綺麗な形というよりは、崩れた形ではあるけど疾走感が生まれていて。全体で見たら統一感が出たらいいなというところで表現をさせてもらいました」と語っていた。そんな同曲では海沼が花道の真ん中に立ち、力強く歌い上げる場面も。それを日髙、加納、深堀が繋いでいたのが印象的だった。

ここでMCタイムへ。「やっと喋ることができます。ここまでは我慢ということで、未来さんなんて爆発しそうですよ」と砂田に振られた深堀は、「もうふざけていいんですか? ここまで真面目に、カッコつけてやってきました。解きます!」と嬉しそうに話していく。

それを見た海沼は「あ、別に大丈夫ですコイツは」と“ビジネス不仲”もしっかり発揮。ほかにも、加納の髪型が変わった話、30歳になった日髙の怪我が増えたという自己申告、ヘアメイクを終えた奥田がシャワーを浴びようとしていた話、松井の「(BALLISTIK BOYZは)おかしな人が多いですね」という冷静なひと言など、トークもBALLISTIK BOYZの魅力だと改めて思わされる時間だった。

ここからは後半戦。まずは「人生の中の出会いだったり、一期一会を大切に歌っている楽曲です。僕たち7人が出会えたこともそうだし、こうしてBALLY’Sに出会えたことも当たり前ではない奇跡だなと思っています。みんなとこの瞬間に一緒にいられることを大切に思いながら次の楽曲を歌いたいと思います」という日髙の曲振りで「In Our Lifetime」。

温かな空気に包まれたところで、海沼がタオルを持つように呼びかけて「Meant to be」へ。全員でタオルを回して一体感を高めていく。さらにメドレーで「God Mode」「Front Burner」「Make U a Believer」「Drop Dead」と畳み掛けるようにアグレッシブな楽曲が続く。

「お待たせいたしました。今から一緒にジャンプしますよ」という海沼の言葉をきっかけに始まったのは、キラーチューンの「PASION」。全員で思いっきりジャンプをしながら楽しんだところで、「“ジャンプしているふう”がいっぱいいます」と深堀から物言いが入る。「何をもってジャンプと言うか知ってますか? 地面から浮くことをジャンプと言います。一見するとジャンプしてるけど、足見てください。飛んでない」と実演しながらBALLY’Sを煽る。それを受けた海沼は「皆さんは何のために頑張って今日ここに来たのか。疲れるためです! 飛べますよね?」とお決まりの“おかわり「PASION」”でさらにテンションを上げていった。

加納の音頭で水分補給休憩をとり、同公演がU-NEXTで後日配信されることを発表。「寒くなってきましたが、まだまだ夏曲やりたいと思います」「知っている方は全力で歌って踊って楽しんでいきましょう」と「SUMMER HYPE」、そして等身大のメッセージソング「It’s a long way」と続いていく。

「360°」では座席番号抽選プレゼントも。日髙は「(プレゼントが)当たってない人がほとんどだよね。ごめんね。でもさ、ライブは続くからみんなで楽しんでいこうよ!」と笑顔を見せていた。

そして「SAY IT」へ。メンバー同士がダンスや歌をつないでいく姿からは、培ってきたチームワークが見えるかのようだ。そんな中、深堀はカメラにアピールするファンサパートで、歌を放棄して投げキスをしまくり、思わずメンバーから「未来、歌え!」とツッコまれていた。その後のMCで深堀は「今日1日しかないよな? 2日分の『キャー』が欲しかったんだ」と告白。去年のツアーで同曲を披露した際は同パートでモノマネをやっていたとのことで、その場で実演して笑いを誘っていた。

ラストは「次の曲が最後なんですけど、最後にぴったりな曲を用意しました。僕たちからBALLY’Sに贈る楽曲となっております。知っている方はみんなで歌って、最後一つになって終わりにしましょう」(砂田)と「All About U」。BALLY’Sを思う気持ちを綴った歌詞を、大切に届けるように歌っていく7人。そこにBALLY’Sの歌声も合わさり、確固たる絆を見せて本編を終えていた。

アンコール

初のアーティストフォトブック『MASA』の発売をお知らせする映像から始まったアンコールは「DANCE TRACK」からスタート。全員でのユニゾンを見せた後、日髙、海沼&加納、松井、砂田、奥田&深堀とそれぞれの個性が光るソロパートを披露。異なる個性を持ちながらも、7人が揃うと不思議なほど自然にひとつの形になる。そのバランスもまた、BALLISTIK BOYZならではの魅力だろう。

そして「アンコールありがとう!」と再び「Do Don PA!!」へ。しかし、ここから“無限Do Don PA!!”が始まり、最終的に4回もリピート。最後はヘトヘトになりながらも会場全体が笑顔に包まれていた。

ここで改めて一人ずつ挨拶。「やっぱりBALLY’Sは裏切らないなと。最高のエネルギーと最高の盛り上がりで、僕らのライブを完成させてくれるのはBALLY’Sなんだと思いました。皆さんも8人目のメンバーという気持ちで僕らについてきて、いろんな夢を叶えていけたらなと思います」(海沼)

「一人ひとり個性があって才能にあふれているからこそ、前に進むことができない期間もあったんですけど、最終的にこんなにも素敵なライブを作り上げることができて心から幸せに思っています。もっと大きなステージで、このメンバー、そしてBALLY’Sの皆さんと大きな景色を見ていけるように頑張っていきます」(奥田)

「僕たちにはまだまだやりたいことがいっぱいあって、皆さんに見せたい景色もあります。今日もその一つ。歌に関して僕はかっこいいものを追い求め続けるし、もっと進化するし、手を抜かないと決めているので、よかったらまた聴きに来てください」(加納)

「僕はライブが大好きです。やっていて楽しいし、皆さんの顔を見ながら歌っているのも幸せな時間だなと思っています。この時間がいつまでも続くように頑張ります」(深堀)

「皆さんがきっと楽しいことだけじゃなくて、日々辛いこと、苦しいことがありながらもそれを乗り越えてこの場所に来てくれていると思っています。これからも皆さんに最高に楽しんでいただけるようなライブエンターテイメントを届けることを約束します。辛いこと、大変なことがあっても、負けんなよ! 俺たちも負けないぞ!」(日髙)

「みんなが大変なことを乗り越えていけるように、僕たちもパワーを送れるように頑張ります。皆さんからパワーをいただいていることを実感しているので、それに負けないくらいの、倍の倍の倍くらいにして皆さんに返せるようにしたいと思います」(松井)

「アリーナライブのタイトルに“Our Place”とつけましたが『Too Good To End』の歌詞にも入っていて。このライブが皆さんにとって終わってほしくない楽しい時間になっていたら嬉しく思います。最高に楽しい空間、場所を僕たちは作り続けて、準備して待っていますので、また“Our Place”で楽しい時間を過ごしましょう」(砂田)とそれぞれの思いを語っていった。

ここで、深堀が制作した新曲「ツマトリソウ」を披露。深堀がメンバーに向けて書いた楽曲で「ツマトリソウというお花の花言葉は忍耐、成長。山の上で咲くので厳しい自然環境を乗り越えながら、強い根を張って、ほかの花より開花するのは遅いですが、綺麗な花を咲かせます。ツマトリソウは花びらが7枚です。この花を知った時に、自分たちと重ねていました。この6人と一緒に過ごしてきて、自分が挫けそうになった時、咲くことだけを考えずに、まず根を張って空に高く伸びて、いつか何よりも綺麗で大きな花を咲かせようと、みんなに言われている気がしました。僕がメンバーに向けた思い、愛、絆を綴った曲です。最後には、BALLY’Sのみんなに向けた歌詞も入ってますので、僕らの思いを受け取る気持ちでぜひ聴いてください」と語った。

7人全員で「ツマトリソウ」を大切に歌い、ラストナンバーは再び「Too Good To End」。会場全員で声を合わせ、クラップをして笑顔になっていく。

まさに曲のタイトルのように、この時間が終わってしまうのが名残惜しい。しかし、BALLISTIK BOYZはまた“Our Place”を訪れる機会を作ってくれるはずだ。

リリース情報

BALLISTIK BOYZ
New Single「ツマトリソウ」

2026/11/4(水) 配信Release

▼ストリーミング&ダウンロード
https://lnk.to/ballistikboyz-tsumatorisou


▼ソロカットはInstagramへ

砂田将宏(BALLISTIK BOYZ)初のアーティストフォトブック発売決定、先行受注開始
BALLISTIK BOYZ・砂田将宏の自身初となるアーティストフォトブック『MASA』が、2026年12月28日(月)に発売されることが決定した。本作は、これまでにない砂田将宏の様々な姿を感じられる1冊となっている。撮り下ろしパートでは、…
タイトルとURLをコピーしました