【LIL LEAGUE、KID PHENOMENON、WOLF HOWL HARMONY】バンコクのソンクラーン音楽イベント『SUPERFLUID 2026』出演レポート

2026年4月11日(土)~13日(月)に開催されたバンコク最大級のソンクラーン音楽イベント『SUPERFLUID 2026 at King Power Rangnam』に、LIL LEAGUE、KID PHENOMENON、WOLF HOWL HARMONYが出演した。

“水かけ祭り”と呼ばれる通り、観客と共にびしょ濡れになるイベントの雰囲気を楽しみながらも、3組はグループそれぞれの個性が際立つパフォーマンスで会場を魅了した。

LIL LEAGUEとKID PHENOMENONは本イベントに初出演、WOLF HOWL HARMONYは今年で3度目の出演となった。

「楽しむ姿勢」で魅せるKID PHENOMENON

イベント最終日となる3日目、KID PHENOMENONはトップバッターとしてステージに登場した。ステージ上での爆発力に定評のある彼ららしく、序盤の「Unstoppable」「Party Over There」から全力のパフォーマンスを展開。

「Wheelie」ではコール&レスポンスによって会場に強い一体感を生み出し、「Snakebite」の合間にはダンストラックも披露。少人数パートではそれぞれの個性が際立ち、7人全員のパートでは圧倒的なシナジーとエネルギーを放つ。「Let’s Go!!」と声を掛けあう姿からは「自分たちが楽しむことで観客を楽しませる」という彼らの矜持が強く感じられた。

MCでは、遠藤翼空がNONT TANONTの大ヒット曲「โต๊ะริม (Melt)」をワンフレーズ歌唱。川口蒼真が「ガパオも好きだけど、あなたのほうがもっと好きです」と甘い台詞を披露するなど、一人ひとりがこの日のために準備したというタイ語に会場からは大きな歓声と拍手が送られた。

初披露となった「Chosen Ones」、エネルギッシュな「Underrated」では、お互いや客席に水鉄砲を向けながら、水かけ祭りであるソンクラーンを全力で満喫するメンバーの姿も。

続く「Sparkle Summer」では、水しぶきの中でのパフォーマンスが楽曲の世界観とリンクし、印象的なシーンを生み出した。

ラストは“おかわり”の「Wheelie」。ソンクラーンならではの開放的な空気の中、会場は更なる熱気と歓声、水飛沫に包まれる。圧倒的なエネルギーで、KID PHENOMENONはこの日の幕開けを鮮やかに飾った。

フレッシュさと経験値の高さを併せ持つLIL LEAGUE

KID PHENOMENONが生み出した熱気あるステージに続いて登場したLIL LEAGUE。2023年開催の1stツアーのタイトルナンバーでもある「GATEWAY」をパフォーマンスし、集まった観客を一気にLIL LEAGUEの世界に誘う。

続いて“カーニバル”がテーマの楽曲「HYPE UP」と、メンバー全員がラップで自己紹介をする「48 BARS RELAY」を披露し、コールアンドレスポンスで会場の一体感を高めていく。

「Hunter」では、メンバーがステージ上を駆け回り、観客と水鉄砲を向け合う姿も。そこから突如として始まったダンストラックに、メンバーの表情と会場の雰囲気がガラリと変わる。その後披露された「飛龍-FeiLong-」でも、彼らのエネルギッシュなパフォーマンスに熱い視線が注がれていた。

ライブの終盤には、岩城星那の持つメモを見ながら、山田晃大が「この後に歌う楽曲が、最後の2曲になります。また会えることを願って歌います」とタイ語で曲振り。観客からは大きな歓声が起こった。

楽しかったライブへの別れを惜しむように、ミディアムバラード「YADA」を6人で丁寧に歌唱し、ラストには別れの切なさを払拭するかのように、アッパーチューン「Rollah Coaster」を披露。

デビューから3年以上という月日の中で築き上げてきた確かなパフォーマンス力をバンコクの観客に示し、LIL LEAGUEのステージは幕を閉じた。

WOLF HOWL HARMONYの境界線を飛び越える表現力

これまで何度もタイの舞台に立ってきたWOLF HOWL HARMONYは、昨年12月に開催したバンコクでの単独公演でも1曲目に選んだ「Bossa Bosa」からステージをスタート。続いて「BAKUON -爆音-」を披露し、アグレッシブな2曲で観客の注目を一気に集めた。

MCでは、メンバー全員が「タイの新年おめでとう」とタイ語で挨拶。その後も、SUZUKIが「皆さん、濡れているのにとても綺麗です」とタイ語で話したり、SNSで話題のダンスを4人で披露したりと、現地の観客をそれぞれが大いに盛り上げ、タイでの経験の豊富さを感じさせる。

MC後には、タイで人気の楽曲「Same Page?」をカバー。現地楽曲のカバーは4人がタイのステージに立つ際の恒例となっており、今回も大合唱が巻き起こった。

そのまま、現地でも人気の高いバラード曲「Marmalade」「One minute」を歌唱。特に「One minute」冒頭のアカペラには観客から感嘆の声が漏れた。終盤に披露した「Sugar Honey」では、声出しを呼びかけて会場の熱気を最高潮に高め、疾走感のある「You&I」で畳みかけていく。

ラストには、日本語、英語、ポルトガル語が自由に入り混じるバイレファンキを取り入れた新曲「Gachi Funk」をパフォーマンス。日頃から“境界線なく自分たちの音楽を届けたい”と語るWOLF HOWL HARMONYらしく、彼らが受けた刺激を反映した楽曲を、確かな表現力で観客に届けていた。

バンコクで受けた新たな刺激

タイにおいて、1年の始まりを告げるソンクラーン。イベントでは、雰囲気を盛り上げるため、ステージ上はアーティストを含めびしょ濡れとなる。

醍醐味である一方、ステージ上での対応力も求められる環境だが、3組はそれを感じさせない全力のパフォーマンスで観客を魅了した。

メンバーコメント

■LIL LEAGUE・岩城星那

貴重な体験をありがとうございました!

会場にいらっしゃったみなさんに、僕たちの楽曲が届いていると嬉しいです。

またお会いできる日を楽しみにしています!

■KID PHENBOMENON・夫松健介

SUPERFLUID、ありがとうございました!

初めてのソンクラーンだったのですが、たくさん濡れて、楽しすぎました!!

最高の思い出を本当にありがとうございます!

■WOLF HOWL HARMONY・RYOJI

SUPERFLUID、ありがとうございました!

今年の会場もみなさん一体感がすごくて一緒に新年をお祝いできて最高の思い出になりました。

また会いに行きます!ありがとうございました!

セットリスト

■KID PHENOMENON

1. Unstoppable
2. Party Over There
3. Wheelie
4. Snakebite
5. Chosen Ones
6. Underrated
7. Sparkle Summer
8. Wheelie

▼セットプレイリスト
https://kplive.lnk.to/260413

■LIL LEAGUE

    1. GATEWAY
    2. HYPE UP
    3. 48 BARS RELAY
    4. Hunter
    5. 飛龍-FeiLong-
    6. YADA
    7. Rollah Coaster

    ▼セットプレイリスト
    https://open.spotify.com/playlist/0WF42gIjrC6SMIcEyefnY6

    ■WOLF HOWL HARMONY

    1. Bossa Bosa
    2. BAKUON -爆音-
    3. ROLLIN’ STONES
    4. LOVE RED
    5. Same Page? (カバー)
    6. Marmalade
    7. One minute
    8. Sugar Honey
    9. You&I
    10. Gachi Funk

    ▼全楽曲プレイリスト
    https://open.spotify.com/playlist/0Taa01w4m5rOIYsjduij65