LDH PERFECT YEAR 2026の初陣を飾るLIL LEAGUEの4都市4公演を周るホールツアー『LIL LEAGUE LIVE TOUR 2026 “Wonder Island”』のファイナルが東京ガーデンシアターで開催された。
デビュー3周年を迎えたLIL LEAGUEが約1年にわたる構想期間を経て、メンバー自身が構成・演出を手がけたツアー。通常のライブに演劇を加えた構成となり、来場者を“Wonder Island”に導いた唯一無二のエンタテインメントが届けられた。
開演時間となり、案内人によるナレーションが流れた。「“結末はいつも自分の手の中にある”というメッセージを頼りに、島に魅せられた6人が理想の島を作ることに挑む」という“Wonder Island”のコンセプトが説明された後、本ツアーのテーマ曲「Wonder Island」のカーニバルのようなイントロが響いた。2階ステージに岩城星那、中村竜大、山田晃大、岡尾真虎、百田隼麻、難波碧空の6人が登場。

中盤で後ろに倒れて姿を消したと思いきや「さあ始めよう。“Wonder Island”」というアナウンスが聞こえ、1階ステージに置かれた扉から6人が再登場。「Wonder Island」の歌詞にある通り、いきなり最高潮の盛り上がりを見せる。ダンスパートでは百田のアクロバットが鮮やかに決まった。
百田が「楽しむ準備はできてるか!?」と呼びかけ「Youth Spark」へ。場内を埋め尽くしたLIL Friends(LIL LEAGUEファンの呼称)とのコール&レスポンスが巻き起こり、熱気が充満。デビュー曲「Hunter」では6人とLIL Friendsの手が左右に揺れた。

岡尾が「Wonder Island、この島は何が起こるかわからない! その目でその耳で何が起こるか確かめてください!」と叫び、「Monster -Lock Remix-」「Lollipop」と続く。中村が「改めて僕たちは6人の冒険家です。Wonder Islandに人を招待したのは初めてです。準備を重ねてきました。今日という日が最高の1日にとなることを約束します!」と宣言。
そして難波による演技パートへ。本棚から一冊の手を取り、「大切な人を思う物語」と口にし、「真夏ノ花火」へ。ステージに無数の花火が映し出された後は、ピアノバラード「YADA」。切ない想いを美しい歌で描いた。難波が本を読み終わり「ああ、素敵な話だったな」とつぶやく。心臓音のようなビートが流れた。「Beat Loud」だ。挑発的で悩まし気な歌とラップとダンスで魅せた。
案内人が「自分はこの島と生きてきた扉であり、あなたが向かうべき場所を知ってる案内人」と自己紹介。LIL Friendsに本当のWonder Islandを知ってもらうために今から過去に戻るという。色のない島に6人の冒険家が足を踏み入れた瞬間に時間が巻き戻る。アリーナエリアの後方の扉から初めて島に足を踏み入れたかのような表情で6人が現れた。思わぬ登場の仕方にLIL Friendsは大興奮。
しかし、今は冒険家の6人は意に介さず、興味津々の表情で歩を進め、ステージに辿り着き、扉の中に消えていった。
6人は島の扉を発見したようだ。植物で覆われた部屋に入室すると、百田が本棚を眺め「デニス・フリル」と書かれた本を発見。部屋に置かれたソファーにも「デニス・フリル」と書かれており、岡尾が「ここはデニス・フリルの持ち家なのでは?」と推理。山田が手紙を拾い、百田に渡し、百田が手紙を音読。「この部屋の創設者、デニス・フリルです」。やはりここはデニス・フリルが所有する部屋なのだ。岡尾がソファに座ると音が鳴り、驚いて飛び上がる。
難波がスタンドライトに触ると先ほどとは別の音が鳴り、山田がテーブルを触るとまた別の音が鳴った。百田は壁の一部を触る。これまでとは明らかに違う種類の音が鳴り、戸惑う。「4人で一斉にモノに触ったらどうなる?」という話になり、実際にやってみると、和音が生まれ4人のユニット曲「アイドンケア」のイントロに繋がるという粋な流れだ。
「大切な人を思う物語」というセリフに続き、岩城と中村によるバラード「1番星」が披露された。二人は2階ステージで美声を聴かせ、1Fステージには本を読む難波の姿が。後半、難波が「大切な人はいついなくなるかわからない。だから僕はずっと君のことを離さない」と朗読。その後、岩城と中村と大切な人への想いを込めた歌がどこまでも伸びていき、難波の「ああ、素敵な話だったな」というセリフで締め括られた。
演劇パートで中村がデニス・フリルの手紙を朗読。「私が作ったまだ名前も色もついてないこの島を完成させて、たくさんの人が喜ぶものにしてください。結末はいつも自分の手の中にある」。案内人が6人が誰も見たことのない島を作るために色の研究を進めた末、新たな色にLIL (W)INKと名付けたことを説明。

色とりどりのオーバーオールに着替えての「Coloring Book」。岩城が「ここから後半戦! まあまだブチあがる元気はあります!?」と言って、「ビビデバビデブー」へ雪崩れ込む。難波、山田、岡尾、百田、それぞれが「ビビデバビデブー」というワードをアレンジし、それをLIL Friendsが真似をしていくビビデバビデブーチャレンジが行われ、完璧な再現度に百田が「東京200点‼」と叫んだ。
山田が「もし自分の色がくすんで見えたり、自分なんて真っ白だと思ってしまっても、皆さんの素敵な笑顔のおかげで最高の色が、景色が作れています。次の曲は僕たちからの感謝の想いです」と言って、メンバーが初めて作詞に参加した「Forever Young ~ソラノシタ~」を歌唱。6人が横に並び、隣のメンバーの肩をぎゅっと掴み、ゆったりとしたビートに合わせて揺れる。LIL Friendsも合わせてフラッグを振った。
山田が「僕たちと皆さんが歩いていくこれからの道のりがずっと明るく照らされてることを心から願ってます!」と口にした後、案内人が6人の冒険家が研究の末に無事にWonder Islandの色を完成させたことを告げた。オープニングと同様、「Wonder Island」が鳴り響き、2階ステージに現れた6人。踊った後、再び姿を消すと、ビジョンには「THE END」の文字。
スタッフリストやセットリストが流れ、「Wonder Islandはあなたが創った場所である」というメッセージが映し出された後、DENIS FRILLはLIL FRIENDSのアナグラムであると明かされた。「手紙を受け取ってくれてありがとう」というメッセージ。Wonder Islandの創設者はLIL FRIENDSであり、LIL LEAGUEと一緒に理想の場所を作り上げたということだ。
ステージに6人が現れ、充実した表情で手を振り、一緒にWonder Islandを作り上げたLIL Friendsに感謝を伝えた。ここからは6人の冒険家としてではなく、LIL LEAGUEとしてのステージが始まるということや、Wonder Islandは昨年7月から11月にかけて行われたツアー「LIL LEAGUE LIVE EVENT 2025 “LIL (W)INK”」の前から構想がスタートしたことが告げられた。
岡尾が「こんなにたくさんの人にWonder Islandというエンタテインメントを届けられて嬉しい」と口にすれば、中村が「今まで歌って踊ってきて良かったなって感じてます。幸せな時間、人生をありがとうございます」と伝えた。難波が「僕らよくぞこんなものを作り上げたな」と自画自賛すると「最年少、すごいな!」と総突っ込み。和気藹々としたやりとりが繰り広げられた。
山田が「すべての脚本は星那くんが考えてくれた」と明かすと岩城は照れた後、「小さい頃に音楽やテーマパークとかいろんなエンタテインメントに触れたからWonder Islandを作り上げることができた。そういうエンタテインメントがやりたいって思ったのはLIL Friendsの存在があるから」だと伝えた。

今夜の東京公演のために新たにラップ詞を付け加えた6人の自己紹介ラップ曲「48 BARS RELAY」でこの瞬間に映えるメッセージがさく裂。岩城が「皆さんが帰ってこられる場所を作るのが自分たちのできることかなと思ってます。全力で背中を押すような活動をこれからも続けていきたいです。何度も言いますが、Wonder Islandができたのは、自分たちのエンタテインメントがあるのは今日来てくれた皆さん一人ひとりのおかげです。次にパフォーマンスするのは何よりも届けたいメッセージソングです」と話し、6人で「HEAVY GAMER」を歌った。
ピアノバラード「15分」で深い余韻を残し、6人がステージから去った後、ビジョンには「刺激最優先」のMVが映し出された。
最後、ポータブルレコードプレイヤーからべートーヴェンの名曲「エリーゼのために」のメロディが流れ、ビジョンに新曲「LILMATIC」のロゴが映る。3月4日にリリースされる2ndアルバム『NEOMATIC』のリード曲であり、「エリーゼのために」をモチーフに制作された「LILMATIC」が初披露された。
ブラックのドレッシーな衣装に着替えた6人が大人っぽい色香を宿した歌、ラップ、ダンスでLIL Friendsを魅了していく。百田の歌の後、難波が大きく息を吸うパートでは悲鳴のような歓声が上がった。
曲が終わり客席のあちこちから感嘆の声が漏れる中、ビジョンには「LILMATIC」のビジュアルが映り、大きな歓声が上がって終演を迎えた。
『LIL LEAGUE LIVE TOUR 2026 “Wonder Island”』概要
■開催日程
1/15(木) 大阪・オリックス劇場 開場17:30/開演18:30
1/21(水) 愛知・Niterra日本特殊陶業市民会館 フォレストホール 開場17:30/開演18:30
1/30(金) 福岡・福岡サンパレス 開場17:30/開演18:30
2/3(火) 東京・東京ガーデンシアター 開場17:30/開演18:30
リリース概要
LIL LEAGUE
2nd Album『NEOMATIC』
3/4 Release
▼詳細はこちら
https://lilleague.jp/news/detail.php?id=1129861
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▼LIL LEAGUE公式サイト
https://lilleague.jp/

