【三代目 J SOUL BROTHERS】9度⽬のドームツアー完⾛、15周年の“JSB LAND” ツアーファイナル公演ライブレポート

15周年イヤーを迎えている三代目 J SOUL BROTHERSが、自身9度目となる全国ドームツアー『三代目 J SOUL BROTHERS PRESENTS “JSB LAND ~FOREVER~”』を完走した。

昨年の大阪・ヤンマースタジアム長居、今年4月の東京・味の素スタジアムでの単独公演を経て開催された今回のツアー。

全国4都市を巡り、グループのこれまでの軌跡を振り返るとともに、支え続けてくれたMATE(三代目JSBのファンの名称)への感謝を届けた。

本稿では、8月9日に愛知・バンテリンドーム ナゴヤにて行われたツアーファイナルの模様をレポートする。

『三代目 J SOUL BROTHERS PRESENTS “JSB LAND ~FOREVER~”』名古屋公演オフィシャルレポート

会場に響くのは、MATEたちを乗せたFOREVER号の打ち上げ開始を告げるアナウンス。行き先は“JSB LAND”。そこには7つの力を司る7人の神が存在し、彼らを目覚めさせるには8つ目の力が必要だという。その最後の力を持っているのはMATEである。

ドームに無数のライトスティックが掲げられると、たちまち封印が解かれ、ステージに一列に並ぶNAOTO、小林直己、ELLY、山下健二郎、岩田剛典、今市隆二、ØMIの姿。

大歓声が沸き起こる、7人は「Eeny, meeny, miny, moe!」をスタンドマイクで披露し、珠玉のエンタテインメント空間“JSB LAND”にMATEたちを誘っていく。
 
 続く「R.Y.U.S.E.I.」「O.R.I.O.N.」は、グループ初となるステージセットでのパフォーマンス。7人は広いドームの奥の奥まで向かい、一人ひとりのMATEに笑顔を振りまいていった。

フロートに乗ってアリーナを巡りながら「TOKYO BLACK HOLE」「CHAIN BREAKER」を届け、再びメインステージに戻ると「RISING SOUL」へ。

15周年だからこそ実現した特別なライブ空間には、MATEと過ごすかけがえのない時間が凝縮されていた。

 ソロ活動の楽曲をメンバー全員でパフォーマンスするのも、“JSB LAND”ならではの見どころのひとつ。今市の楽曲「FUTURE LOVERS」が放たれると、近未来的なエレクトロサウンドがドームの熱気を一層高めていく。

パフォーマーによるソロダンスやELLYの鋭いラップも光った「Feel So Alive」から、岩田の楽曲「MVP」では今市とØMIもボーカルに加わり、3人の力強い歌声が重なる。

さらに、「J.S.B. DREAM」ではステージ中央にギターを抱えた小林が登場。エネルギッシュな演奏で楽曲に華を添え、ドームを熱く沸かせた。

怒涛のオープニングブロックを抜けると、薄明りに照らされたステージに大きな三日月が浮かび上がる。

バンドのグルーヴィーな演奏と女性ダンサーのしなやかなダンスパフォーマンスを経て、歌われたのは今市とØMIによる「君となら」。ふたりの美しいハーモニーが、会場の空気をしっとりと変えていった。

NAOTOと岩田もステージインすると、「You got my mind」では夜の街や部屋の一室を思わせるセットのなかで甘く切ない恋物語が紡がれていく。

バーのセットから幕を開けた「Dream Girl」では、小林と山下がアリーナ中央で椅子を使ったパフォーマンスを披露。

続くELLYのソロプロジェクト・CBの楽曲「LOCO (feat. THE BACKCOURT)」には、今市とØMIもボーカルに参加。さまざまな組み合わせと巧みな演出によって、一曲ごとに異なる世界観が表現されていった。

そこから再び7人がステージに集結すると、R&B調のアレンジが施された「J.S.B. LOVE」を披露。

7人のパフォーマンスで魅せるブロックのラストを飾ったのは、今市とØMIによる「ONE DAY」だ。甘美なR&Bナンバーが、MATEたちを優しく包み込んだ。

ライブの中盤では、山下の主催イベント『山フェス』のライブ出張企画コーナーが2023年の『JSB LAND』以来待望の復活を果たした。太鼓や屏風、扇子などを用いたお祭りムード満点の演出から、山下が歌うテーマソングによって『山フェス』が開幕。

山下のMCによって、最初に岩田が登場。自身のサマーソング「TORICO」を歌い上げると、ほかのメンバーもタオルを回して会場を盛り上げる。

アリーナにメンバーキャラクターの着ぐるみも登場し、会場を一斉に躍らせたのは「Rat-tat-tat」。続いてNAOTOが筆頭となり、HONEST BOYZ®︎の「ズクダンズンブングン feat. はんにゃ.金田」を披露。

そして、ラストは『山フェス』ならではのアレンジが施された「Share The Love」で大団円。2023年からさらにアップデートされた『山フェス』コーナーが、ドームを一気に笑顔と熱気で満たした。
 
後半戦の幕開けを告げた「Welcome to TOKYO」を経て、ここからはメドレーで会場をひとつにしていく。フロートで会場を巡りながら「Yes we are」「Summer Madness feat. Afrojack」「SCARLET feat. Afrojack」「PLAY THAT feat. 登坂広臣,Crystal Kay,CRAZYBOY」をパワフルに届けていく7人。

アリーナの中央で7つのフロートが集結すると、柔らかな空気感のなかでØMIの楽曲「You (Prod. SUGA of BTS)」が歌い上げられた。一人ひとりのMATEを近くで見つめる7人の顔にも、優しい笑みが浮かんでいる。

これからも〈君と歩いてく〉という想いを「100 SEASONS」に乗せて贈ると、七色のライトスティックの灯りに染まるなかで歌われたのは、「J.S.B. HAPPINESS」だ。悲しみを越えた先に架かる虹。

曲に込められた前向きなメッセージは、さまざまな苦難を乗り越えながら歩み続けてきた三代目JSBの軌跡にも重なる。15年を通して強く結ばれた7人とMATEの絆を象徴するようなあたたかな光景が、ドームいっぱいに広がっていた。

アンコール

アンコールの冒頭では、ØMIが12月19日、20日に兵庫・GLION ARENA KOBEにて『ØMI MOON NIGHT 2026 “Ø to 3” 〜今年もお世話になりました!! 大忘年会SPECIAL〜』、小林が11月7日、8日に東京・シアターミラノ座、1月17日に大阪・イエスシアターにて『NAOKI KOBAYASHI SPECIAL SHOWCASE 2026〜2027 “STAY FOR TEA”』を開催することを発表。

嬉しいお知らせに続いて「名古屋!アンコール、Are you ready?」というELLYの呼びかけから、パフォーマーコーナーがスタートした。

全員でのユニゾンを皮切りに、NAOTOがディレクターを務めるLDH SCREAMをはじめとした大勢のダンサーを交えながら、パフォーマーたちの迫力のあるステージが次々と繰り広げられていく。

彼らの歴史、時代を超えて受け継がれてきた想いを表現した映像やダンスが、会場を熱狂へと導いていった。

そして7人がステージに集結し「BLAZE」へ。噴き上がる炎とともに、〈俺らがJSB〉という高らかな宣言がドームに刻まれた。 

MCでNAOTOは、自分たちがこうして一緒に過ごしてきた時間は記憶として残り続けると語り、「この瞬間が永遠だなと噛みしめながら、今日ライブをさせていただきました」と振り返った。

そんな永遠の物語を紡ぐように、ラストに歌われたのは、今年3月にリリースされたミニアルバム『ONE』に収録された「CINEMA」。ØMIが作詞に参加した一曲であり、本ツアーで初披露となった。

ステージに一列に立ち、真摯な眼差しを向ける7人。「心からの愛をこれからも届けていきたいと思います!」とØMIが語り、終盤にはMATEの歌声も重なっていく。

人生を一本の映画になぞらえた一曲に乗せて、グループの歩みと未来への決意を感じさせながら、ツアーはフィナーレを迎えた。

7人がステージを去ると、スクリーンではFOREVER号が再び空を飛んでいく。行き先は『三代目 J SOUL BROTHERS 15TH ANNIVERSARY STADIUM LIVE “JSB FOREVER ONE” ~GRAND FINALE~』。

10月31日、11月1日に大阪・ヤンマースタジアム長居にて開催される、15周年アニバーサリーイヤーを締めくくるスタジアム公演だ。

ドームツアーを終えてなお、三代目JSBは15周年イヤーを駆け抜けていく。そして、この先もMATEとともにいくつものシーンを刻みながら、物語を紡ぎ続けるのだろう。

▼三代目 J SOUL BROTHERS公式サイト
https://jsoulb.jp/