【運営者日記】過去記事をさらす覚悟=武士レベル

ライターの長谷川チエ@Hase_Chieです。Culture Cruiseは2017年1月からスタートしたのだけれど、今は2018年5月。まだ1年あまりしか経っていないのだけど、自分が書いた過去の記事を読むと恥ずかしくなることばかり。

「よくこんな文章を人様の前にさらしているな」と思えるほどに、拙い文章で読みにくくて、「は?何言ってんの?面白くないけどそれ」っていう表現とかもいっぱいあって、本当に恥ずかしい。

もちろん修正することは可能だけれど、ライターにとって記事は作品であると思っているので、よっぽどひどくない限りは、これはこれで作品として残しておこうと思う。辛いが。

作家は出版された本を書き直すことができない。アーティストはリリースされた曲を録り直すことはできない。だから私も、このままほったらかしにして世にさらしておく。辛いが。

それにしても昔の記事を読むのは本当に恥ずかしい。よく、アーティストがデビュー当時の映像を見て「そんなに?」ってくらい恥ずかしがってる姿を目にするけれど、あの気持ちが分かる気がする。

周りの人にとっては、「なんで?そんな変わってないよ?」って感じでぽか〜んとしちゃうんだけど、本人は必死だ。分かる〜。武士レベルの覚悟が必要。でも時には見返すことも必要なんだろうな。

 

少しくらいはライターとして成長したと捉えて良いのでしょうか。思いっきりポジティブに、そう考えるようにいたします。

Culture Cruiseで変な昔の記事を見つけても、「んふっ」と鼻で笑って読み飛ばしてくださいませ〜。おそらくそれは現在進行形。むしろ今の記事こそそんなのを見つけると思うのですが、「成長してねぇな」と笑って、面白くも何ともない時は、真顔で既読スルーでお願いいたします。何卒。

ABOUTこの記事のライター

山口県生まれ、東京都育ち。別業種からフリーライターとして独立後、Culture Cruiseメディアを立ち上げ、『Culture Cruise』を運営開始。現在は東京と神奈川を拠点としている。 カルチャーについて取材・執筆するほか、楽曲のライナーノーツ制作、小説や行動経済学についての書籍も出版。音楽小説『音を書く』が発売中。趣味はレコード鑑賞。愛するのはありとあらゆるカルチャーのすべて!!